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地球は確実に軌道を巡っており夏にむかってばく進しているのです(7月27日 執筆 横田俊英)
(副題)アブラゼミが鳴き出して夏も本番を迎えます
日に日に家から相模ダムまでの散歩道の両脇の樹木の緑が濃くなり、林だか雑草だかの背丈が伸びてきて如何にも夏が来たなあ、と思わせます。八王子市と伊勢原市で用足しをして夕方に散歩にでました。
夕暮れがせまるころですからちょっぴり寂しさが漂う散歩道であり、夕立の雨が上がったあとでした。セミの声は2週間ほど前はヒグラシのほかに甲高いシーという鳴き声せしたが、今日はアブラゼミのジージリジリという声が聞こえてきました。地球は確実に軌道を巡っており夏にむかってばく進しているのです。
道ばたの色味の夏の花がヤマユリだけではつまらないものです。今年のヤマユリは長雨に負けておりますが、伊勢原市の知人の農家の庭にはオニユリが沢山咲いておりました。やはりいま自分はユリの花の季節なのです。
私の家の二階の軒下のツバメの雛は巣立っていきました。ツバメは夏の間にもう一度雛を育てるのでしょうか。
東京の休憩所になっている東京光学研究所にたちよったら所長が私用にミノルタの近接撮影用のリングライトを渡しました。以前にはキャノンの同じモノと渡されたのです。私のリングライトはこれで2つになります。キャノンのものはデジタル一眼レフに使えませんでした。ミノルタも多分そうでしょう。
装備はしても写真をじっくり撮ったことがないのです。リングライトを使うと近接撮影する花に妙な陰や一部のテカリがでません。こうした装備があることを忘れていることもあるし感動する花や自然に巡り会うことがないからでもあるのでしょうか。平野隆久さんの「草木の譜」は、空間と花の調和、静寂、輝き、色、風を感じさせます。
東京地方は7月27日にまだ梅雨のままです。私は梅雨という気象のことにこだわりません。暑ければ夏、そうでなければ夏の前ということです。しかし梅雨どきの集中豪雨には別な感情をもって警戒しなければなりません。1週間前の土・日は快晴だった松本市は月曜日には大雨の注意報が出ていたのです。
アブラゼミが鳴き出して夏も本番を迎えます。
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