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相模湖はヤマユリの花がいま盛んに咲いています(7月17日 執筆 横田俊英)

(副題)日本の自然の贈り物の山百合の白い大きな花

1、登山者は山百合の花の思わぬ自然の贈り物に大はしゃぎ

 7月17日、相模湖周辺のヤマユリ(山百合・やまゆり)は今を盛りに花をつけております。私の散歩道は高尾山登山のあとで相模湖駅につづく川岸の樹木の茂った道路です。
 土、日、月と三連休でしたから登山者も多く駅につづく道路沿いはにぎやかでした。道路沿いの斜面からは山百合が道にむかって白い花を咲かせているのですから、登山者は思わぬ自然の贈り物に大はしゃぎすることになります。

2、ヤマユリは笹葉状の葉をつけた茎がスーと伸びてその先に白い大きな花をつけます

ヤマユリ(山百合・やまゆり)は藪のなかから笹葉状の葉をつけた茎がスーと伸びてその先に白い大きな花をつけます。茎は長いのやら短いのやらがありますが70センチメートルから1,5メートルほどあり、球根の大きさや栄養によって茎の太さと長さが決まり、つける花の数がこれに対応するようです。一本の茎の先に1輪だけ花をつけるのもありますし、これが2輪や3輪だったり、20輪ほどの花をつけているものもあります。

3、花の大きさは20センチメートルほどです

 花の大きさは20センチメートルほどです。私が計測したところ道端に落ちていたのは22センチメートルありました。花の先が反っている状態で計ったものです。花の大きさは茎の太さや長さに対応するようでもあり様々ですが大体は20センチメートルですから大きな花です。

4、薄暗い林のはしでほの白いヤマユリの花が咲いている状態は劇的です

ヤマユリ(山百合・やまゆり)は遠くから見ると白い花です。花の裏側は白です。薄暗い林のはしでほの白いヤマユリ(山百合・やまゆり)の花が咲いている状態は劇的でもあるんので、人の目を引きます。20センチメートルもあるヤマユリ(山百合・やまゆり)の花は裏側は白ですが、表側は単純な白ではありません。6つある花弁は満開になると反り返ります。花弁の中心部には縦に黄色の筋がしっかりと走り先端部分ではぼけます。花弁には沢山の小さな朱色(赤もしくは赤黒くもみえます)が点在します。この朱点は中央部に走る黄色の部分にはつきません。

5、ヤマユリの白い花弁の中央部を黄色い色が走ります

 ヤマユリ(山百合・やまゆり)の白い花弁の中央部に走る黄色はニッコウキスゲ(ゼンテイカ)の色と同じです。花の中央部からは花粉をつける薄緑色の茎が長く伸びてその先に大きな朱色の花粉の束をつけます。花粉をつける茎は8本ほどあります。花粉の束はジュンサイの形をしております。笹舟の格好でもあります。

6、ヤマユリの白い花は日本の在来種では大きな花になります

 ヤマユリ(山百合・やまゆり)の白い花の表に彩りを添える朱点は突起状になっております。白い花の一部が朱点に染まっているのではないのです。2から3ミリメートルの突起状になった部分が朱色になっています。花の直径は20センチメートルほど、その長さは10センチメートルはあります。日本の在来種のなかでは大きな花になります。

7、ヤマユリが縄文期に食されていたかどうかが私の縄文博物館見学における今後の確認事項です

 ヤマユリ(山百合・やまゆり)は ユリ目、ユリ科、ユリ属 で被子植物門、単子葉植物綱の日本特産のユリです。関東地方に多く自生する多年草で、7月に花の盛りを迎えますが高地ではこれより遅れます。花からは強い芳香が放たれます。根は食用になり、正月の節料理のユリネはヤマユリ(山百合・やまゆり)の球根です。昔から食されており、これは縄文時代からであるようですが、私の縄文博物館見学における今後の確認事項です。


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