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冬至と柚子(ゆず)湯と柚子の実について(12月22日 執筆横田俊英)

(タイトル)
冬至と柚子(ゆず)湯と柚子の実について(12月22日 執筆横田俊英)

(副題)冬至には日の入りはすでに遅くなっている

 冬至の日は柚子湯(ゆずゆ)ということで家にも柚子が用意してあります。この日私は1年以上前に特別注文でつくって座敷の目の前にしつらえてあった鉄骨製の犬の住まいに床板を渡して飼い犬をいれたのです。畳と犬の住まいの高さを調整するために一人で重量物を持ち上げる作業をしたらドッと汗をかいてしまいました。

 家で冬至に柚子湯はいるつもりでおりましたが車で30分走ると隣の藤野町の「東尾垂の湯」という天然掛け流しの温泉に飛んでいきました。冬至にはこの温泉でも柚子湯をするからでもあります。

 藤野町は柚子が名産ですが私が住む相模原市相模湖町にでも柚子の木をよく見かけます。犬をつれて歩いていると木から落ちて坂道を転がってきた柚子の実を拾うことができますのでこれで冬至湯をするのです。

 夜9時までのこの温泉の終い湯に飛ぶ込むのがいつものことだから、少し早めに出かけたこの日は「早いじゃない」と挨拶されるので、「柚子湯があるからね」と答えるのでした。

 柚子の香りは自然で穏やかでそこはかとなく人の気持ちを和ませてくれます。冬至の柚子湯は縁起物ではありますが、24節気の一つの冬至は12月22日ごろにあるもので、太陽の中心が冬至点を通過するので北半球では一年中で昼がいちばん短く、夜がいちばん長くなる日のこと。日本の場合にはある年の東京の日の出は6時47分、日の入りは16時32分です。日の入りが最も早いのは20日以上も前の12月1日ごろで16時28分です。冬至の日にはすでに日の入りは4分も遅くなっているのです。しかし日の出は6分ほど遅くなっているのです。このようなことから冬至は昼が一番短いのです。

 冬至のには柚子(ゆず)湯に入ったり、地方によってはカボチャを食べたりする風習があるのです。私の家にも八ヶ岳で買ってきたカボチャが台所に放ってありましたが、料理するのを忘れてしまいました。

 外を歩いてるときには色を探します。柚子の木の柚子の実の黄色はよく目立ちます。木いっぱいに実る柚子の実をお風呂に沢山入れたら豪快でよいと思って何時もみております。そして柚子の実の黄色はミカンよりは淡いのも良いなと思います。柚子の実は淡い黄色ということですがレモンよりもう少し赤みがかってはおります。その実には黒ずんだシミがあることが気に入らなかったのですが、このシミはまた見た目の味わいにもなるので、柚子はこれで良いのだと思うようになりました。

柚子の実を使った焼酎や100%柚子の実の粉、柚子ドレッシングなど柚子の実を使った地元の産物が温泉では販売されております。

 黄色の柚子の実が緑の木いっぱいに実っているこの季節に、同じ黄色の小菊のひとむらが庭先に葉をすべて枯らしながらの咲き残っておりますし、赤とはいっても紫がかった渋い色の花もあります。その横にはピンクのバラの花が健気(けなげ)に咲いておりました。

 スズメはいつも元気です。10羽、20羽と群れをなしたスズメは見たくもない野鳥だと思っておりましたが、冬至のこの日柚子の木がらスズメが一斉に飛び出したのをみて、スズメは人の友達であるという感想が浮かびました。

 私の庭には犬の食事がこぼれておりますから、スズメ、ヒヨドリなどがこれをついばみに集まってきて賑やかです。


(書き殴って読み返しておりません。誤字、表現の不適切さなどについてはご容赦を)


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