日本計量新報週報デジタル版フ目次
1、私の履歴書 鍋島綾雄(8)長尾虎太氏の思い出
1、週報デジタル版 面白話と真面目な話などエッセー。
new、カッコーが八島湿原で啼けば夏です 旅行家 甲斐鐵太郎
new、6月25日、日曜日の高山を訪れる。古い町並みと朝市を見物する。旅行家 甲斐鐵太郎
a、郡上八幡の6月24日は夏だった 宿の白い暖簾が気持ちいい 旅行家 甲斐鐵太郎
b、黒須茂のエッセー 「人間万事塞翁が馬」
1、今週の話題と重要ニュースなど。
1、計量計測データバンク フェイスブックニュース(ニュースを週ごとに10本ほど掲載しております)
1、計量計測データバンク ツイートニュース(ニュースを週ごとに10本ほど掲載しております)
1、今週の日本計量新報全紙面 webサイトに掲載されている新聞のデジタル版です。全紙面を更新 (6月25日号(3154)を掲載)
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「日本計量新報」今週の話題と重要ニュース(速報版)「週報デジタル版」
「日本計量新報」今週の話題と重要ニュース(速報版) 2017年7月28日号「週報デジタル版」
私の履歴書 「陸軍航空士官学校で終戦を迎えハカリ屋になった男の記録」 鍋島綾雄(8) 長尾虎太氏の思い出 目次 |
目次 私の履歴書 「陸軍航空士官学校で終戦を迎えハカリ屋になった男の記録」 鍋島綾雄(8) 長尾虎太氏の思い出 目次 日本秤錘時代に得たもう一つの財産は常務取締役だった長尾虎太氏の薫陶を受けたことであった。戦前の検定所長は中央人事であった。長尾虎太氏は確か群馬の検定所長等を勤められたが戦争中郷里の高松に疎開され日本秤錘に請われて常務として経営指導をされていたが、私は直接の上司として指導を受けた。東京帰りの紳士らしい品のいい人格者で中央の業界に明るく人脈も広かった。 囲碁は確かアマ2段くらいの腕前とお聞きしたが、我々のザル碁の指導を時々して頂いた。初心者の我々がびっくりしたのは最初の一手目から最後の一手まで正確に再現してくれることだった。プロだったら当たり前のことだが当時の私は本当に感嘆し尊敬したものだった。 この長尾常務は日本度量衡協会の専務理事だった重台安蔵氏や日本計量新報の創始者久保田誠氏と仲のいい友達で囲碁仲間でもあった。日本度量衡会館その他でこの3人が和やかに対局されているのを側でよく拝見したものだった。 日本度量衡会館といえば東京の一等地虎ノ門に小なりといえども自前の鉄筋3階建てビルを構えていた。戦前の諸先輩の力と先見性には敬服させられる。私は長尾常務の使いでよく虎ノ門にあった度量衡会館へ行った。そこには戦前から戦後にかけて業界の大御所であった会長の徳永学氏・専務理事の重台安蔵氏・若手のバリバリの本宮大介氏等がいた。私の用事は当時昭和通にあった中央度量衡検定所へ紹介して貰うことであった。戦後しばらくの度量衡法時代は検定・検査用の20kg分銅を中央度量衡検定所が毎年何百個も購入して各県の検定所に何年かに分けて配布していた。 24~5才の若造が分銅の売り込みに中検に行っても相手にしてもらえないので、重台さんと本宮さんに紹介して貰って中検へ行った。中検の担当は小泉袈裟勝さんだった。後年小泉さんとは計工連のハカリ部会等でよくご一緒して親しくして頂いたが、バリバリの現役時代の小泉さんは一寸気難しい近寄りがたい感じだった。(つづく) |
長良川鉄道を旅する 終着駅北濃でくつろぐ。向こうの長良川上流では鮎釣りをしている。ゆるりとした時が過ぎる。 旅行家 甲斐鉄太郎
【写真】左、暑い日であった。車輌の屋根に水を掛けていた。中、長良川鉄道の終着駅、北濃の午後2時。鉄道写真ファンらしき人がいた。右、駅食堂の「花まんま」では焼きそばをつくっていた。開業して日は未だ浅い。
鉄道に乗ってのんびりと旅をする。空いた列車で海の方に行く、山の方に行く。美濃太田から長良川鉄道に乗って終着駅の北濃に行った。ときどきする鉄道の旅である。冬は寒いがアユ釣りの長良川を眺めながらの夏の旅はいい。長良川鉄道は空いている。こんなに空いていていいのだろうか。鉄道会社の社会貢献で運営されているように考えてしまう。昔は混んでいた、昔は活気があった、昔は良かったと思う人は多い。自家用車とバス運行によって人の交通は変化した。そんなだから鉄道好きが増えているのだろうか。昔から鉄道の雑誌はあって鉄道ファンはいた。今は少し事情が違っている。
何時かのお盆の夕暮れに長良川鉄道に乗っていた。隣に座っていた東京からきたという青年と話をした。勤務を終えてそのまま新幹線に乗ったのだという。世の中がお盆だと騒いでいるときに一人都会に残されるのが寂しかったのだろう。郡上八幡の徹夜踊りをみてそのまま帰るのだという。新幹線代がもったいないから民宿でも探せばいいのだが、盆休みの郡上八幡はキャンプ場までもがふさがっている。
縦と横の直線と上手に描かれた曲線でできている大都会に沈んでいると人工物からから逃避したくなる。長良川とその支流で飛び込みで名高い吉田川がある郡上八幡の景色や人情は都会暮らしの人を癒す。青年は大阪出身だが郡上八幡の徹夜踊りをみて始発で東京に戻る。
長良川鉄道は終着の北濃駅で長いあいだ停車している。駅には「花まんま」という食堂があって蕎麦やウドンや焼きそばをだす。長良川で獲れた鮎を使った鮎の炊き込みご飯は夏の恵みである。鮎が一尾のっていて750円だから安い。電車の人はビールを飲めばいい。
ある夏の日、北濃駅に遊びに行った。暑い日であった。若い運転手は車輌の屋根に水を掛ける。土曜日の午後2時、鉄道旅の人が北濃駅にたむろする。来る人、帰る人1時間に12人がいた。東京から来た人、埼玉から来た人が混じっていて、「花まんま」のおばさんにこの駅食堂での思い出を話す。駅食堂のおばさんに記憶はなかったようであるが「花まんま」の思い出を心に都会で暮らしている。
「花まんま」にはNHKの旅番組のアナウンサーの色紙がおいてあった。鉄道写真家の中井精也氏がNHKの番組でやってきて「花まんま」のおばさんたちと語らっていたのをみた。長良川鉄道の北濃駅は終着駅であり、通りの向こうの長良川では鮎が釣れている。
鉄道に乗るお金を何とか用意して旅にでる。「花まんま」の鮎飯のための鮎の世話をする地元の民宿は二人で泊まれば二食付きで一人六千円であった。この宿に泊まって郡上八幡や郡上の白鳥の徹夜踊りにでかける。(写真と文章は旅行家甲斐鐵太郎)
カッコーが八島湿原で啼けば夏です 旅行家 甲斐鐵太郎
朝の連続ドラマ「マッサン」のニッカウヰスキー余市工場を訪ねる旅 岡和雄(計量士)
写真は岡和雄氏
朝の連続ドラマ「マッサン」で有名になりました北海道余市に旅行して待望のニッカウヰスキー余市工場を訪れました。観光化してない点が特徴で、美味しいウヰスキーの試飲もあり、薫り高いスコットランドウヰスキーの一端を垣間見るような味でした。この物語は、ニッカの創立者竹鶴政孝と妻のリタがスコットランドで出会い、極東のこの日本で結ばれたところから始まります。政孝は、国産初のウヰスキーを造るべく樽熟成に欠かせない湿潤で冷涼な地ここ余市で蒸留所を作りました。途中幾多の困難に会いましたが、これを乗り越えウヰスキー造りに邁進し夢を成し遂げていきました。この芳醇な味の原酒はこれから、百代にわたり末裔の人々に愛され、受け継がれていくことでしょう。(全文は次をクリックしてお読みください。岡和雄)
連続的に回転数を測定できるストロボスコープ図形 (小宮勤)(日本計量新報 2015年10月11日号に掲載の再録です)
1965(昭和40)年前後のことであったろうか、ある学会の研究発表会で、上のストロボスコープ図形の代わりに、連続的に回転数を測定できるアナログ図形の発表があったように記憶している。この研究の発表者はロゲルギスト(「物理の散歩道」、「新物理の散歩道」の著者集団)の一人であったK先生の研究室の方だったと思う。発表を聞いた後で、先年お亡くなりになったMさんと「これは面白いですね」と話をしたことを覚えているが、その頃の私は別の測定量の検出に興味の中心があり、その後これを話題にする機会はなかった。(以下の文章は右をクリックする読むことができます。連続的に回転数を測定できるストロボスコープ図形)
6月25日、日曜日の高山を訪れる。古い町並みと朝市を見物する。旅行家 甲斐鐵太郎
黒須茂のエッセー 「人間万事塞翁が馬」天下り校長の悪行を地元紙で
あばくことで書くことに快感をもつようになった(くろす・しげる(元国立高等専門学校教授)
「計量法施行令及び計量法関係手数料令の一部を改正する政令」を閣議決定 |
「計量法施行令及び計量法関係手数料令の一部を改正する政令」を閣議決定
2017年6月21日(水)公布、施行は10月1日(日)(一部条文は公布の日から)
特定計量器に「自動はかり」を追加、指定検定機関の区分追加、型式承認手数料見直し、特殊容器拡大ほか
6月16日、計量法施行令及び計量法関係手数料令の一部を改正する政令が閣議決定された。
政令は、2017年6月21日(水)公布される。施行は10月1日(日)から。ただし、一部条文(特殊容器関連など)は公布の日から施行する。
この改正は、2016(平成28)年11月に計量行政審議会で取りまとめられた答申「今後の計量行政の在り方-次なる10年に向けて-」を踏まえて、計量法施行令(平成5年政令第329号)および計量法関係手数料令(平成5年政令第340号)について必要な措置をするもの。
主な改正点は次のとおり。
特定計量器である質量計に「自動はかり」を追加し、検定証印等の有効期間(2年。ただし適正計量管理事業所が使用する自動はかりは6年)、検定の実施機関等(区分の追加)を追加で規定する。
追加される「自動はかり」は、「ホッパースケール」「充塡用自動はかり」「コンベヤスケール」「自動捕捉式はかり」の4器種。
対象となる製造・修理事業者及び使用者に対する影響を考慮し、指定検定機関の整備等を進めるために、特定計量器の使用や製造・修理事業者の届出に関する所要の経過措置、検定の開始時期等を定めている。
発泡酒をはじめとする酒税法の酒類全般について特殊容器の使用ができるよう、適用範囲を拡大し、発泡酒などの酒類が新たに使用可能になった。
産業技術総合研究所が実施する型式承認に関して改正した。
①技術基準に関して、外部機関の試験成績書が添付された場合に手数料を減額する。
②特定計量器ごとに一律であった手数料の額について、試験項目に応じた弾力的な手数料の額に改定した。
その他、1993(平成5)年の計量法施行令制定時における非自動はかり等の定期検査の免除期間特例措置を廃止するなど必要な改正をした。
【17/06/19】〈経済産業省計量行政室〉計量法施行令及び計量法関係手数料令の一部を改正する政令が閣議決定されました(6月16日)|goo.gl/gVoL11【17/06/19】〈経済産業省計量行政室〉2017年6月16日|計量法施行令及び計量法関係手数料令の一部を改正する政令|改正のポイント|www.meti.go.jp/press/2017/06/2017..
【17/06/19】〈経済産業省計量行政室〉2017年6月16日|計量法施行令及び計量法関係手数料令の一部を改正する政令|政令案|www.meti.go.jp/press/2017/06/2017..
【17/06/19】〈経済産業省計量行政室〉2017年6月16日|計量法施行令及び計量法関係手数料令の一部を改正する政令|理由|www.meti.go.jp/press/2017/06/2017..
【17/06/19】〈経済産業省計量行政室〉2017年6月16日|計量法施行令及び計量法関係手数料令の一部を改正する政令|要綱|www.meti.go.jp/press/2017/06/2017..
【17/06/19】〈経済産業省計量行政室〉2017年6月16日|計量法施行令及び計量法関係手数料令の一部を改正する政令|新旧対照条文|www.meti.go.jp/press/2017/06/2017..
【17/06/19】〈経済産業省計量行政室〉2017年6月16日|計量法施行令及び計量法関係手数料令の一部を改正する政令|参照条文|www.meti.go.jp/press/2017/06/2017..
〈パブリックコメント:意見募集〉結果|2017年06月20日|「計量法施行令及び計量法関係手数料令の一部を改正する政令案」に対する意見募集の結果について|提出意見数12件|意見を踏まえた修正:無 |)goo.gl/mMpuZB (2017年6月20日
1 | はじめに |
2 | 鍋島家のルーツと灯篭売りの思い出 |
3 | 早熟な少年の頃 |
4 | あこがれの陸軍幼年学校へ |
5 | 運命の分かれ目 |
6 | 再出発 |
7 | 分銅とおもりの独占企業 |
8 | 長尾虎太氏の思い出 |
9 | 出張で11年間毎月東京へ |
10 | 東京の秤屋さん |
11 | トラックスケールとの出会い |
12 | マージャンの思い出 |
13 | 新天地・仙台へ |
14 | 未熟な経営者としての成功と失敗 |
15 | トラックスケールを東北地区に拡販 |
16 | 外販との出会い |
17 | 飛込み営業 |
18 | 流通革命とハカリの革命 |
19 | イシダワイド会会長に推薦される |
20 | 宮城県計量協会の理事に |