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日本計量新報」今週の話題と重要ニュース(速報版)2024年11月07日号「日本計量新報週報デジタル版」
気持よく働き一日を満足する日本でありたい

目次 官僚制度と計量の世界 執筆 夏森龍之介

「日本計量新報」今週の話題と重要ニュース(速報版)2024年10月24日号「日本計量新報週報デジタル版」

上高地 秋の紅葉と梓川の流れ 甲斐鐵太郎

日本計量新報」今週の話題と重要ニュース(速報版)2024年10月31日号「日本計量新報週報デジタル版」



ケアする人のケアセミナーin鎌倉 記念講演「他者への配慮に希望を見出す」

学校法人金子学園 武蔵野幼稚園・柚木武蔵野幼稚園 記念講演会 養老孟司氏「現代の子ども達が生きるための根っこを育てる」


【新築はもう売れない?】人口減少のスピードは思っているより速い/政府の推計はあてにならない/日本人が出稼ぎに行く時代/高齢化・人手不足で不動産業界が大混乱?【河合雅司×牧野知弘①】

【不動産会社が淘汰される】地方のタワマンは出口がない/●●ができない企業は衰退する/「縦に伸ばす」戦略は維持できない/存続できる街づくりとは?【河合雅司×牧野知弘③】

【激変する不動産市況】増え続ける85歳以上人口/東京郊外がフリーマーケットに?/混同される実需と投資のマーケット/超長期ローンで「老後破綻」も?/今後の不動産取得戦略【河合雅司×牧野知弘②】

【不動産市場が抱える爆弾】225兆円のローンが米国商業用不動産に迫る/日本が「対岸の火事」ではいられない理由/世界の金融とリンクする不動産市況/不動産価格の先行指標はある?

【賃貸vs持ち家論争は無意味】都内でも家余りの時代!? 「大相続時代」に備える”住まい選び”の最適解とは?

No.62 深田萌絵×牧野知弘「都内マンション億越えの犯人」

【価値観のコペルニクス的転換】2030年までにマンション高騰は終了、「大相続時代の到来」で都内でも家余りの時代に…!?

山に生きた文人・手塚宗求氏

2009.7 ころぼっくる・ひゅって にて

山に生きた文人、手塚宗求氏
             
『現代登山全集6・八ガ岳』(東京創元新社)に収められた「山ずまい」という文章に感銘を受け、私は霧ヶ峰の山小屋、ころぼっくる・ひゅっての主、手塚宗求氏の読者となった。もう二十年近くも前のことである。

この文章は小屋の愛好者によって発行されている『ころぼっくる』第一号に発表されたと出典に明らかにされているが、全集の編者のひとりに手塚氏と親交のあった山口耀久氏が名を連ねていることから、おそらく山口氏の選んだ文章であろう。その慧眼はさすがだが、当の手塚氏本人は氏の文章の中でも白眉だと私が思うこの一編を十指にあまる著書の中には収めておらず、誰もが読める状態にないのは残念である。

これを読んだ当時、私は人里離れた山中の茶店で働いていたから、手塚氏の山暮らしの話がことのほか琴線に触れたのだろう。もっとも、そこに書かれていたのは小屋の草創期の昭和三十年代初頭のことだから、同じ山暮らしといっても高度成長期を経たその四十年後の私の生活との隔たりはあらゆる点で画然としていた。

すでに暖衣飽食の時代にあった私は、貧困や不便のあった時代へのおよそ身勝手な憧憬と羨望を持って手塚氏の山暮らしの文章を読んだ。この身勝手とは、いったん手にした快適や便利を今さら棄てることなどできはしないのに、それらがないことから生じていた情緒ばかりを欲しがろうとすることをいう。これは国全体が豊かになった今、貧乏だった少し昔の生活を懐かしむ世間の風潮に似ている。つまり私は手塚氏の文章を昔話として読んだのであった。その点では私と、同時代的に手塚氏の文章に接した人とは感じ方が異なるだろう。

しかし同時代に山口氏が良しとして選んだ文章を後の時代に私もまた良しとするならばそこには普遍的なものが含まれているはずで、それは手塚氏の文章が持つ独特の叙情だったと私は考えている。

山小屋を建て、自然の中で自分が理想とする暮らしを築こうという憧れと、しかし一方でその自然や人為が無残に憧れを打ち砕いていく過酷な現実。山の文章に多い、行きずりの旅人の視点とは一線を画した手塚氏の叙情の独自性とは、甘美な恍惚と手痛い覚醒が同居していることにある。

叙情はともすれば甘く感傷的な表現に流れやすいが、書くにしろ読むにしろその甘さを感じる味覚は年齢や時代によって変わる。ただし青年の文学が甘美さにこそ妙味があるのは確かなのだ。だから若い時分に書いた文章を後に読み返してその甘さゆえに恥ずかしく感じることは多々あることで、手塚氏も自分の若い日の文章を推敲したい欲求にかられたことを書いている。その意味で冒頭にあげた「山ずまい」を自著に収めなかったのではないかと想像するのである。

だが私は手塚氏の文学の真骨頂は清新な希望と気負いに満ちた氏の青春の文章にこそあったと思う。文章は多かれ少なかれ追憶によって書かれるものだが、それらは日々の山小屋暮らしとほぼ同時進行で書かれた日記に近い文章であった。

年齢を重ねれば追憶はより遠くなる。ころぼっくる・ひゅってがぽつりとあるだけだった車山の肩に観光道路ビーナスラインが通じ、付近一帯が一大リゾート地へと変貌していってから書かれた手塚氏の文章は、そうなってしまう前の追憶にとりわけ傾いていった。かろうじて以前と変わらない自然の風物にからめて高原の過去を語ることが多くなった。

手塚氏の志したのは山中の要所にあって悪天や疲労に行き倒れそうになった登山者の救いになるような山小屋だった。ところが道路の整備によってその役目は薄くなり、山小屋というよりはドライブインや喫茶店のような要素が強まっていったことだろう。辺鄙な場所を好んで住もうという人は自然に関しては本質的に保守的だから、その急激な喪失と自らの小屋の変質への怒りにも似た葛藤は当然あったはずだが、その葛藤は怒りというよりは諦めに近い哀歌のような形で書かれることが多かった。無常観もまた手塚氏の特質である。

開発による観光客の増加は小屋の経済を一気に向上させただろう。車や電話や電気の利便は肉体的な労苦を一気に軽減しただろう。物事が表裏一体なのはこの世の常である。開発による恩恵を受けながら能天気にそれを批判することは手塚氏にはできなかったのに違いない。そこに住まない詩人になら「霧ヶ峰挽歌」と題して文章を書くことは簡単だったかもしれないが、その地に根ざす手塚氏にはついに屈折した形でしかそれを書けなかった。

ころぼっくる・ひゅって創設五十周年記念出版の『わが高原 霧ヶ峰』(山と溪谷社・2006)は一見霧ヶ峰讃歌ともとられようが、古き良き霧ヶ峰を語ることが挽歌でなくてなんだろう。

八ヶ岳南麓に住むようになってから私は霧ヶ峰へ行くことが多くなった。十年くらい前、あわよくば署名をもらおうと手塚氏の本を何冊も車に積んで行き、思いを果たすと同時に手塚氏と面識ができた。その後数回お会いしたが長く話をしたことはない。

手塚氏の訃報に接したのはこの十月半ばに手にした山岳誌の記事だったが、偶然その数日後に蓼科山に登る計画があった。

蓼科山の広い頂上の西の端に立つと中信高原が眼下に一望となった。真下に見える台地状の八子ヶ峰からいったん大門峠に下った稜線は、再び盛り上がりやがて四散して霧ヶ峰のおおどかな高原をつくる。その起伏の柔らかさは変わるまいが、手塚氏の文章に描かれた、建物とてほとんどなく、そのすべてが茫漠と草に覆われていた半世紀前の風景はとうにない。

気象観測ドームが目立つ車山山頂の右下にはころぼっくる・ひゅっての防風林がちらりと見える。その木を植えた人もいなくなってしまった。













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オーラルヒストリー 蓑輪善蔵氏インタビュー 「計量制度に係わっ て 69 年」
http://161.34.12.161/book-for-collecting-news-/new-holder-5-news-collection-/2024-02-17-news-materia-content-collection-/digidepo_10632249_po_ART0009947795.pdf
松本榮壽、黒須茂、高松宏之

○小泉袈裟勝さん
 小泉袈裟勝さんのお話をお伺いしたいのですが。(黒須茂)

蓑輪善蔵

 袈裟勝さんはね私より7つ年上でした。背が高い人ですが、干支は午ですよ。彼は1937(昭 和 12)年か 1938(昭和 13)年に中検に入って、それで渡辺襄さんの光の光波干渉の測定を手伝っていたんです。1942(昭和17)年に兵隊にとられてビルマに行ったのかな。出征するときのことも私は知っています。野砲でしたかね。馬の世話をしたりしながら。
 それで帰ってきたときに 、計圧器係がいる3階から小泉さんが 2階の岡田さんの部屋に入ったのを見ました。小泉さんが帰ってきたというのは、上から見ればわかるわけ。役所の中は狭いから。

 「小泉が帰ってきたけれど、手を出すな」と係員に言っていたのを覚えてい ます。小泉さんは、うるさ型で通っていたんですよ。それでけっこう切れるんだよね。彼は頭がいいんですよ。

 長いこと所長をやっていた玉野光男さんにかわいがられて、メートル法の宣伝とか、計量課とのつき合いとか、計量法を基本的にどうするとかという話に携わったりしていました。だから法律も含めて計量全般に関してよく知っているんですよ。行政マンとしての適性もありました。

○進級が難しい物理学校
 旧制中学を出て計量教習を出ているだけなんですよ。それで物理学校へ 1年間だけ行って、2年生になれなかったようです。物理学校って進級が非常に厳しくて簡単には2年になれないんです。

○計量教習

蓑輪善蔵
 
「計量教習」というものが中検にはあったんですよ。これは、本所、大阪支所、名古屋支所、福岡支所に申学卒で入ってきた人を対象に試験をやりまして 10人ばかり集めるわけです、それを東京へ呼びまして1年間みっちり仕込むんです。けれどそれが 1937(昭和12)年から始まっているんですよ。

なるほど。戦前ですね。(松本榮壽

蓑輪善蔵
 それを1年間やるんです。仕事をさせないんですよ。仕事をしないで朝の9時から夕方の4 時までみっちり講義をやるわけです。製図までやったんですから。数学、物理、電気、計量器学を含めまして、はかり、精密測定もやりました。

本当の学校ですね。それで、教育が終われば、彼らをもとの部署に返すんですか。(松本榮壽

蓑輪善蔵
 返します。それを義務づけるのではなく所長の権限でやるわけです。そういう金を所長は持っているんです。小泉袈裟勝さんなんかも出ているんですよ。その最初だっ たと思うけれども、1937(昭和12)年ごろ、専門学校出以外の中学出の職員の内で 計量教習をやってから検定の責任者にし、任官させようということでした。


計量法解説 (keiryou-keisoku.co.jp)

:計量法の読み方 - livedoor Blog(ブログ)

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微分も積分も忘れてしまう東大理三卒の大学教授(2023-05-09)【理3のリアル@50代】 東大医学部卒の弁

フィルムカメラとデジタルカメラの発展の速度の違い

「ハッピーエンド」を聴く。メンバーは大瀧詠一,細野雅臣、鈴木茂、松本隆。


シンボル操作(symbol manipulation)
社会学用語。それ自体は客観的であったり、また多義的に理解されているような物や言語や行動様式をシンボル (象徴) として使い、特定の意味内容をこめて多くの人々のそれへの同調ないし反動形成を促し、一定の方向に行動させること。シンボル操作の典型的な技術の一つが、人々の態度・行為・価値観をあらかじめ意図された方向へ誘導するための組織的コミュニケーション活動といわれる政治宣伝である。マス・メディアの驚異的な発達と宣伝技術の高度化により、現代社会ではシンボル操作の余地は拡大した。


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社会の統計と計量計測の統計

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死霊はわが姿なり(副題・女の深い悲しみの表情が人の心の闇を照らす)森龍之

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