質量とは何であり、質量は宇宙でどのように発生したかについては別の項目
質量の起源を探る で説明した。宇宙ができるときに爆発から後のわずかな時間に温度が下がるときに物質の間の動きにくさの現象として質量が発生したと仮設され、これが定説になっている。
重力とは何か。空中で物を離すと、その物体は下へ落ちる。物体に重力が働いているからだ。 「引力のため下に落ちる」という言い方をするが、実際には地球は自転しているので地球上の物体は引力だけでなく、遠心力の作用をも受けている。
この二つの力、「引力」と「遠心力」を合わせた力を「重力」という。 重力には、「大きさ」と「方向」がある「。 重力の方向は、物が落ちる方向、つまり下向きである。
重力の大きさは、加速度の大きさで表す。一般的に、重力による加速度(重力加速度)を単に重力という。
引力と遠心力を合わせた力が重力である。
遠心力は、赤道上が最大で、両極ではゼロになる。遠心力の影響は、引力に比べて約1/300と非常に小さいため、普通の暮らしでは人は意識することがない。