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東日製作所 トルクレンチCESシリーズ 2製品を発売
半導体製造装置や検査装置/周辺機器の組み立てや保守作業に適した、トルク測定範囲が0.5~10Nmの小容量デジタルトルクレンチ
Torque wrench CES series by Tohnichi

東日製作所 トルクレンチCESシリーズ 2製品を発売(2023年6月21日)
[解説力の表現としてのトルク(torque)のお話し(計量計測データバンク編集部)

(計量計測データバンク編集部)

東日製作所 トルクレンチCESシリーズ 2製品を発売(2023年6月21日)

東日製作所 トルクレンチCESシリーズ 2製品を発売(2023年6月21日)

(みだし)

東日製作所 トルクレンチCESシリーズ 2製品を発売(2023年6月21日)


写真はCES5NX6DにラチェットヘッドQH6D(付属品)接続状態。


(本文)

 (株)東日製作所(本社:東京都大田区大森北2丁目2番12号 〒143-0016、代表:辻修氏)は、樹脂部品やセンサー等のデリケート締付け、半導体製造装置や検査装置/周辺機器の組み立てや保守作業に適した、トルク測定範囲が0.5~10Nmの小容量デジタルトルクレンチ「CESシリーズ」(2製品)を開発し、2023年6月21日(水)から販売を開始。

 とくににCES5Nx6Dは東日製作所において最小容量のデジタルトルクレンチであり、2023年1月に発売した小型交換ヘッド「6Dシリーズ」(ラチェットヘッドQH6D、オープンヘッドSH6Dシリーズ12製品)を用いることにより、今まで困難だった狭隘部での締付/検査作業の課題解決を狙い、製造品質と生産性の向上に寄与する。また同社WebサイトのCESシリーズ製品情報にて、トルクレンチの干渉チェック用にCADデータ(2D:DXF、3D:IGES)を公開している。装置設計や生産工程で干渉チェックなどが用途。CESシリーズの製品情報 https://www.tohnichi.co.jp/products/detail/299

 トルクドライバ並みの締付作業用小容量トルクレンチに続き、精密締付や検査作業用途のデータ管理が行える小容量デジタルトルクレンチを開発。

 近年、半導体製造装置産業の活況が伝えられているが、それに伴い当社でも半導体製造装置等で多用される小径ねじのトルク管理用で小型トルクレンチの販売数が増えている。そこで2023年1月に、締付け作業用のヘッド交換式小容量単能形トルクレンチ「CSP6Dシリーズ」と交換ヘッド「6Dシリーズ」を発売した。

 今回開発したのは測定トルクデータの記録が行える小容量デジタルトルクレンチで、精密締付作業や検査作業用途とする。


CESシリーズの概要 詳細はCESシリーズのWebサイトに記載。

型式 CES5NX6D トルク測定範囲0.5~5Nm 価格:¥121,500(税別) 付属品:ラチェットヘッドQH6D
型式 CES10NX8D トルク測定範囲1~10Nm 価格:¥112,500(税別) 付属品:ラチェットヘッドQH8D。
※充電器(BC-3-G)は付属しない。


[CESシリーズの特長]

1、締付け異常検出機能



 トルクと角度を監視することで「かじり」・「部品欠品」・「締め忘れ(2 度締め検出) 」・「Oリング嚙みこみ」といった締付け異常を検出し、不良品の流出を防ぎます。

 
※トルク/角度監視の詳細は、角度測定機能付きデジタル式トルクレンチ「CEM3-BTAシリーズ」製品情報に記載。https://www.tohnichi.co.jp/products/detail/280


2、高輝度LED搭載



様々な角度から現在の締付け状態や合否判定を確認できる。高輝度LEDで暗所での作業にも対応する。


3、データ送受信機能


メモリデータをUSBで出力。 Excel(R)でデータ管理を可能にするデータインプットツール「DtRcv(データレシーバ)」が無料で利用できる。


オプションのBluetooth拡張モジュールを取り付けることで、PCに締付け、検査データを無線送信。 ※Bluetooth拡張モジュールM-CES-BTはお客様にて簡単に取付可能。


4、別売りソフトの締付けデータ管理システム「TDMS」を使用することで、1本の締付け部位ごとに条件をトルクレンチに送信、締付け後の合否データをPCに送信することができる。


[CESシリーズの用途]

・ケーブルグランドや樹脂ねじ、セラミックねじなどの低トルク域の締付け・検査作業。



・高さなどの制限があり、トルクドライバや、従来のトルクレンチでの締付けが困難な狭い部位。


・センサや半導体製造装置などのデリケートな部位の締付け作業。


[今後の展開]
 今後も小型(小容量)トルクレンチ等の開発に注力し、新製品や新サービスの提供によりお客様の品質と生産性向上に寄与する。









[解説力の表現としてのトルク(torque)のお話し(計量計測データバンク編集部)

トルクの由来=トルクという言葉は、一般的に「捩じれモーメント」「回転モーメント」を表し、工学用語として広く用いられる。ラテン語の「巻く・回転させる=トルケーレ(torquere)」が語源であり、金をねじって首飾りにすると美しくなるのでこの首飾りのことをトルクといっていた。いまではトルクは、ねじ締め付けの大きさやエンジンなどの回転力をさす言葉として使われている。

トルク
 トルク(英語:torque)は、力学において、ある固定された回転軸を中心にはたらく、回転軸のまわりの力のモーメントである。一般的には「ねじりの強さ」として表される。力矩、ねじりモーメントとも言う。

 
概要
 トルクは、力と距離の積(ベクトル積)で表される量(モーメント)である。力の単位はN(ニュートン)だが、トルクの単位はN・m(ニュートンメートル)である。トルクはおもに工学、とくにエンジン・電動機・発電機・タービンなどの機械・機械工学などで用いられることが多い。

 物体を回転させるために必要な力は、どこを押すかによって異なり、一般に回転軸(中心)からの距離に反比例する(てこ参照)。一方、物体をある角度だけ回転させるトルクは、力を作用させる点によらない量であり、一定である。

 あるトルクは同じ軸のまわりの別の作用点に働くトルクで置き換えることができる。同じ軸を中心とするトルク同士を合成したり、またひとつのトルクを複数のトルクに分解することもできる。トルクを平行で同じ大きさをもち、反対向きの2つの力にわけたとき、その力をとくに偶力とよぶ。

 
定義
 力学では、トルクNは次のように定義される。

N = r × F

 ここで F は物体に加わる力、r は回転の軸からみた力の加わる点までの距離(位置ベクトル)を表す。トルク N はベクトル量であり、N の向きを進行方向とする右ねじ回りに物体を回転させる効果をもつ。F が等しいとき、腕の長さrが長いほうが物体を回転させる効果 (N) が大きい。

 物体の慣性モーメント I、角加速度 α、トルク N の間には、ニュートンの運動方程式とよく似た関係が成り立つ。
I α = N

 
回転運動と直線運動
 回転運動に関する量のあいだには、直線運動で成り立つ法則に対応する類似の法則を見出すことができる。これは法則が似るように回転運動での量を定義したものだからである。トルクは「力」そのものではなく「力のモーメント」であり、慣性モーメントは質量に距離の2乗をかけたものである。

 
トルクの単位
 トルクの単位はN・m(ニュートンメートル)=以前はトルクの単位はkgf・m(キログラムメートル)であった。1993年に施行された「新計量法」によりSI単位(ISO国際規格)への移行が義務づけられ、現在では力の単位にはN(ニュートン)、トルクの単位はN・m(ニュートンメートル)が使われている。




├トルク機器・トルクレンチ・トルク計測器メーカー
 ├東日製作所




度量衡換算表


力の表現としてのトルク(torque)のお話し

質量の単位であるキログラム(kg)の定義変更と関連する諸事項
2018-11-16-various-matters-related-to-the-definition-change-of-kilogram-which-is-unit-mass-measurement-news-site-

質量(しつりょう)と重さ(重量)(おもさ、じゅうりょう)を混用してはならない。


【分類A11】計量計測のエッセー ( 2018年1月22日から日本計量新報の社説と同じ内容の論説です)


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経産次官に嶋田氏(日本経済新聞報道)

経産省事務次官 嶋田隆氏 開成高校から東大工学部計数工学科に進んだ理系の人 経産官僚は「東電を実験台にして電力改革を進める」

├浮ひょう 「浮ひょう」 伝統の「技」を今に伝える浮ひょうの専門メーカー 横田計器製作所
国土地理が日本の重力値の基準を40年ぶりに更新。国土地理院が2017年3月15日に公表
├国土地理が日本の重力値の基準を40年ぶりに更新2017年3月15日に公表 (「日本重力基準網2016(JGSN2016)」)

「重力を知る」 重力とは、重力の単位、地球の重力値、重力の役割

「2016重力値マップ」に計量計測機器はどのような対応をするか

計測自動制御学会2017年第1回力学量計測部会運営委員会

質量(しつりょう)と重さ(重量)(おもさ、じゅうりょう)を混用してはならない。

質量と重さ(重量)を混用してはならない

気になる計量の言葉づかい「足せるものと足せないものがある」


日本の重力値の新基準とハカリによる質量測定(2017年7月4日記載)

トルク
├トルク(torque)
 ├1. 軸などの棒状の物体をねじる方向の力。ねじりモーメント。
 ├2. 原動機の回転力。駆動力。
国際単位系(産業総合技術研究所 計量標準総合研究所)
トルクの由来=トルクという言葉は、一般的に「捩じれモーメント」「回転モーメント」を表し、工学用語として広く用いられる。ラテン語の「巻く・回転させる=トルケーレ(torquere)」が語源であり、金をねじって首飾りにすると美しくなるのでこの首飾りのことをトルクといっていた。いまではトルクは、ねじ締め付けの大きさやエンジンなどの回転力をさす言葉として使われている。
├トルクの単位はN・m(ニュートンメートル)=以前はトルクの単位はkgf・m(キログラムメートル)であった。1993年に施行された「新計量法」によりSI単位(ISO国際規格)への移行が義務づけられ、現在では力の単位にはN(ニュートン)、トルクの単位はN・m(ニュートンメートル)が使われている。







トルク

質量と重さ(重量)を混用してはならない

質量(しつりょう)と重さ(重量)(おもさ、じゅうりょう)を混用してはならない。





「日本計量新報」今週の話題と重要ニュース(速報版)2023年06月01日号「日本計量新報週報デジタル版」

シンボル操作(symbol manipulation)
社会学用語。それ自体は客観的であったり、また多義的に理解されているような物や言語や行動様式をシンボル (象徴) として使い、特定の意味内容をこめて多くの人々のそれへの同調ないし反動形成を促し、一定の方向に行動させること。シンボル操作の典型的な技術の一つが、人々の態度・行為・価値観をあらかじめ意図された方向へ誘導するための組織的コミュニケーション活動といわれる政治宣伝である。マス・メディアの驚異的な発達と宣伝技術の高度化により、現代社会ではシンボル操作の余地は拡大した。



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力の表現としてのトルク(torque)のお話し


東日製作所 トルクレンチCESシリーズ 2製品を発売(2023年6月21日)




2023-06-11-torque-wrench-ces-series-by-tohnichi-


「日本計量新報」今週の話題と重要ニュース(速報版)
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