冬の高原でキツネに出会う
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冬の高原でキツネに出会う 甲斐鐵太郎
金峰山(標高2,599m)と瑞牆山標高(2,230m)の夕暮れ 長野県川上村のレタス畑から 2024年3月2日17:30写す
この界隈でうろうろしてこの日の宿を探す 夕暮れにはキツネに出会う
冬の高原でキツネに出会う 甲斐鐵太郎
1月13日の霧ヶ峰高原 キツネが道を横切る
冬の高原でキツネに出会う 甲斐鐵太郎
キツネは懸命に生きている 撮影は夏至のころ
冬の高原でキツネに出会う 甲斐鐵太郎
キツネに出会う。登り車線の右は国道299号線、左はビーナスラインの二つの大きな道路の間にある標高1,000mから1,750mほどの蓼科高原のこと。
昼にも出会うが夜にであることが多い。2024年03月11日の夜のこと。午後7時、除雪で雪を払った月のない夜道をキツネが歩いていた。何時もならヘッドライトの灯りがあると林に去っていく。ときどきは車の前をずーっと歩いていく。
口に白いものを咥えたキツネはどのくらいか、長いこと車の前を歩いていた。何時までこのようなことが続くのかと。石切場というバス停から景色が開けて茅野市や富士見町が眼下に見下ろせる11号カーブまでの500mほどをキツネは歩いて、フェンス越しの崖に消えた。咥えていた白いものが何であるか、普通に想像すれば野ウサギ。崖の下には何があるのか、子ギツネを育てるには少し早そうだ。
崖の下のその先は東山魁夷の名作、緑のカラマツ林を歩く白馬が池に写る「緑響く」の、その場とされる御射鹿池がある。キツネは同じ時刻に翌日も現れた。というよりも私が車でその場所を通過した、ということである。キツネは野ネズミを獲る。人が不始末して捨てた残飯を食糧にする。餌がそこにあればそれを食べるのが野生の動物である。
国道299号線はメルヘン街道の別名がある。標高は2,120mの麦草峠は諏訪地方と佐久地方の境。峠付近は令和5年11月16日(木曜日)午前11時から、令和6年4月18日(木曜日)午前11時までの5カ月間閉鎖。生活面での行き来は少なく、登山と観光のための利用が多い峠付近の通行である。
東京の桜が咲くころになって高原には雪が降る。霧ケ峰高原では雪の原をキツネが横切る。強清水の環境庁の施設にはキツネの標本がある。尾が長く太く、先っぽが白い。キツネは尾でできている動物と思える。キツネは寒い高地ではなく里に降りればよいのにと思う。里にもキツネはいるからキツネの好き好きというか、それぞれの生活の方式なのだ。
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