標高1600mにある山荘とパソコン事情
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標高1600mにある山荘とパソコン事情 夏森龍之介
松本駅から徒歩3分にある淳喫茶の店内。上品な時間を過ごすことができる。
標高1600mにある山荘とパソコン事情 夏森龍之介
喫茶店の客席だ。薫り高いコーヒーと美味しいケーキは旅行者に憩いを与える。。
標高1600mにある山荘とパソコン事情 夏森龍之介
土曜日の朝のモーニングタイム。英語のおしゃべりの声が聞こえた。
標高1600mにある山荘とパソコン事情 夏森龍之介
東京の事務所においてあったパソコン・モニター三台が身勝手にも住まいに届けられたのがのがきっかけ。届けられたというよりも神奈川県にある住まいの庭に駐車してあった車に三台が放り込んであったのだ。このモニターを長野県の山荘に運んだ。二階の空きスペースに小さな木机の上に設置。休眠中だったパソコンと結んで機能させた。私のパソコンは小さな筐体(きょうたい)と小さなモニターであるために外付けの大き目のモニターとセットで使う。
モニターの一台はHDMIケーブルを伸ばして、くつろぎ場所にしてある籐のソファーテーブルに設営。無線式のキーボードとマウスで操作する。残りの一台は電力消費量が大きいので使わない。モニターをなんとなく探していたので重宝した。
以前は二階でパソコン業務をしていた。それを一階に移してから一年以上が経過。一階のパソコン・モニターの向こうの景色に飽きてきたころであった。二階の庭の緑が見える場所にパソコンを設置する構想はおぼろげにはあった。アカマツの木の小さな机を二階に据えると窓の向こうのシラビソの緑が気持ちよかった。山荘は標高1600m丁度にある。シラビソの緑の葉を真横からみる状態。この風景は珍しくもあり新鮮だ。設置した日は2024年4月8日。庭の雪が解けて向こうの道路端にわずかにそれが残っている。
9日の朝は音がするほどの雨が降った。数日前から庭の向こうにある池でヒキガエルが騒いでいる。夏にはヤンマが舞う。エサ台に来ていた野鳥はヒマワリの種を供給しないので姿をみせない。一週間ほど前に木に掛けた新しい巣箱をシジュウカラが覗いていた。古い巣箱は掃除しないでそのままにしてある。今年は営巣しないだろう。4月6日に神奈川県の住まいに山荘から向ったら中央道の甲府盆地は梅と桜と桃の花がそろって咲いていた。
山荘の二階の窓の向こうには池がある。その右手、さらに右に回った土地は非売地となっている。窓の向こうに家は見えない。別荘地の環境保全のための空間である。山荘の敷地は500坪。環境保全のための周囲の林の面積は2500坪ほど。庭のシラビソの木は11本。シラビソは3000坪の空間なかにあるこの庭にだけに生えている。冬の常緑樹のアカマツの木が二本これに混じる。根本付近から二つに分かれている一本の木だ。
二階と一階のパソコンのデータは4テラバイトのHDDで共用する。web運営のためのデータはここに保存する。別のSSDなどでバックアップ。大容量のSSDを使うのがよさそうだが値段が高くなるのでHDDを使っている。一階でも二階でも作業できるようになった。この一年ほどは一階に設置したパソコンで業務をし、ここで食事をして、ここで就寝する。ベッドでタブレットとスマホで情報検索して、大事なことをメモし、パソコンに移動して情報を落とし込む。情報の落とし込みはwebサイトに設営してあるメモの項目。パソコンのお気に入りを使っていると、情報の埋め込みが増えるにつれて取り出しが困難になる。お気に入りの代わりに自分のwebサイトに同じ機能を盛り込んだ。使い勝手が良い。二台のパソコンのどちらで作業してもこれができる。web運営のためにはデータの共通性を確保を要する。データを落とし込む共通の記憶装置としてのHDDもしくはSSDである。
同じ場所で作業していると飽きる。気持ちが倦(う)む。寝て起きて食べてパソコン作業をする空間は25平方メートルほど。二階に上がり、一階に降りて作業することで、飽きを和らげる。しばらくの間はという条件が付く。木の小さな机は軽自動車のワンボックスに積み込んで、ここでパソコン作業するために用意していた。これを実現するためにはスマホの通信機能をパソコンと共用させなければならない。現実味が薄かったので措置していなかった。おいおいにこれをやろう。
庭には木製の大きなデッキが張り出ている。デッキの前にはコナラが生えていて夏には緑のカーテンとなり、庇(ひさし)をつくる。幹に取り付けた巣箱でシジュウカラが育雛したのは去年の初夏。初夏とはいっても高原であるから巣立ちしたのは7月初旬。このとき旅行に出たのでそれに立ち会うことができなかった。
机、パソコン、ソファーテーブルとパソコン。これと腰掛。キーボードを操作しながらの、くつろいでの情報検索。窓の向こうのコナラが芽吹き緑が広がるのを待ちわびている。よい形で腰掛けるられればありがたい。品の良い淳喫茶で過ごす時間を思わせる。薫り高いコーヒーをケーキをセットに味わう。時の流れが自然であり上品な空間。心が解放されたときと同じものを山荘の生活に求める。
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[資料]
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