値上り4割り、変化なし6割、物価はコロナ以降の均衡を求めて動く
Prices rise 40%, no change 60%, prices move in search of post-corona equilibriumh
(2022年におこっているモノの価格高騰は物品の4割ほどであり、残り6割りには変化がない。モノの値上げ機運がでていることと、購買者側の支出能力の停滞とが、どのように均衡していくか。)
値上り4割り、変化なし6割、物価はコロナ以降の均衡を求めて動く
値上り4割り、変化なし6割、物価はコロナ以降の均衡を求めて動く
計量計測のエッセー
値上り4割り、変化なし6割、物価はコロナ以降の均衡を求めて動く

長野県松本市の中町通りにある松本市はかりの展示より。1986年に閉店した旧竹内度量衡店の土蔵造りの店舗と蔵を松本市が博物館として改装し1989年に開館した。江戸時代から昭和初期のはかり、外国の古いはかりなど約700点を収蔵、展示している。毎年11月3日には「今昔はかり展」が開催される。

(タイトル)
値上り4割り、変化なし6割、物価はコロナ以降の均衡を求めて動く

(本文)

 平野の水田、そして山間部の棚田、奥には山林が広がる。小鮒を釣った小川とウサギを追う山があるのが日本の風景であった。水田の先にある杉の山は人の手が入らないために枝は伸び放題。美しい杉山が消えている。

 木材需要の1割しかなかった国内産がこの二年ほどで4割を占めるようになった。北米産の木材は米国における在宅労働に伴う作業場のセルフ・ビルドによる巣ごもり需要と、中国の木材需要によって、日本への輸出枠が削減された。ロシアとウクライナの戦争の余波で木材運搬のコンテナ船の確保ができないでいる。このような状況下で日本の住宅建築は一棟当たり500万円の追加費用を求められている。

 北米産の木材に関税はかけられていない。これまでは直径17㎝の杉の丸太からつくられる五寸角(16.5㎝)の杉材の価格は1,200円であった。日本の山林から切り出して、製材所で加工して、市場で売られる価格である。木こり仕事は山林組合が受け取る補助金で賄われている。ゼロ関税と国からの補助金という仕組みの下に日本の林業がある。建築業界でウッドショックと騒がれている木材価格の二倍、三倍、四倍への高騰は、日本の木材需要に占める国内材の割合を1割りから、急きょ4割りに高めている。この状態が新しい均衡への過渡期であるのか、一時的なものであるか、見定めはできない。国内産が4割を占めるようになれば日本の山林に手が入ることになる。そうすると美しい日本の杉の林、ヒノキの林が取り戻せる。

 モノの価格は需要と供給によって決まる。原油価格、LNG価格が高騰していいるために電力料金、ガス料金が2割あるいは3割ほど高くなっている。天然ガスをマイナス162℃まで冷却し液化さると体積が約600分の1になる。これが液化天然ガス(LNG:Liquefied Natural Gas)であり、日本には海路で運ばれる。ロシアは天然ガスの産出国であり、ロシアとウクライナの戦争で、ロシアを敵国とした日本への供給に制限がかかった。他の天然ガス産出国への購入の働きかけで遅れをとった日本は割高なモノを買うことになった。

 原油価格と穀物価格が高騰した2008年は日本は2%のインフレとなった。モノの値段があがらないデフレ基調の日本経済には一時的ではあっても珍しい現象であった。2022年におこっているモノの価格高騰は物品の4割ほどであり、残り6割りには変化がない。モノの値上げ機運がでていることと、購買者側の支出能力の停滞とが、どのように均衡していくか。外食ができないコロナウイルスによる影響は、家での高級肉食の需要を増大させた。米国ではコロナウイルスによるパンデミックによって労働市場から500万人が消失している。早期にリタイアを選んだ人ほかの人数が500万人であった。家庭に入って戻ることがない婦人層もある。米国の労働市場は減少した労働力への需要に対応して賃金上昇があってもよい。

 100年前のスペイン風邪によるパンデミックでは世界人口の2%が消失している。死亡者の多くは労働人口であった。2020年のコロナウイルスによるパンデミックで消失した世界人口は0.1%である。死亡者は老齢者に多かった。100年前パンデミックでは労働人口の不足を原因としてインフレが生じた。コロナウイルスによるパンデミックでは労働人口は減少していないので日本では労働需要を求めてのインフレは発生しない。外食産業といったサービス産業の需要がどのように変化していくのか。外食産業の需要が家庭での食事への移行している現状がこのまま固定するのか。モノの値段が上がっている4割りの分野と、上がっていない6割の分野との間には、モノの動きが新しい均衡を求めての過渡現象としてとらえることができる。原油と食物価格が元に戻れば関連する物品の価格は下落する。日本の労働市場は低価格を求めて非正規労働と派遣労働を通じて、人を限りなくモノ扱いする。

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【資料】


質量の単位㎏と質量発生の科学のお話し

計量計測のエッセー

世界共通の単位の言語である国際単位系(SI)

地震予知に執着する矢野宏氏と鴨長明の大地震のこと

値上り4割り、変化なし6割、物価はコロナ以降の均衡を求めて動く

住まいがあって月に10万円で暮らす現代日本人の生活

計量法を知る 解らないながらも計量法をちょっとだけ知ろう

需要と供給によって決められる価格と日本のデフレ経済の現状

医・食・住と日本の経済と未来の暮らし

機械設計における遊びの要素と性能と品質の実現

計量士の権限拡大の方策

太陽光発電が原子力や水力を上回る

資源高が製造コストを持ち上げ輸出に好作用しない

戦艦大和の15m長の測距儀と水平線の向こうの標的

軍事経済と平和経済そして計量器産業

地震と火山噴火の予測と被害軽減策

計量行政は社会に共通した資本財を構成する

電動アシスト自転車の普及と技術革新

計量法のハカリの指定定期機関制度運用の現状

入学難易度によって自己を評価付けする現代の人々

地球温暖化と花見酒の経済

2022年日本経済の素描

質量の地球での振る舞いかた

質量の起源を探る

質量の起源の究明と質量計測の取回しの実際

数学者と物理学者は数式によって実現されることを事実だと考えている

重力とは 重力の単位 地球の重力値 重力の作用

池袋事故におけるハイブリット車暴走の原因は誤操作によるか機械故障か

新型コロナウイルス感染症ワクチン

走り、曲がり、止まるという車の機能にはさまざまな技術要素と交通事故

計量行政職員は計量の安全を守る護民官として位置づけられていた

カーボンニュートラルという虚構政策

科学研究費に求める成果に振り回される人々

人の言葉の基(もとい)は教養である

人口減少の事情と日本の50年先の状態

2020年日本経済の素描

机と椅子が織りなす快適値としての29cmという科学

新型コロナウイルス感染症COVID-19対応の温度計測機器

文武両道は集団催眠がもたらした言葉だ

日本の次世代経済はのみの市経済か

COVID-19に感染したら生命と財産を何とか守ってやる

バベルの塔に似た都市集中と林の中の工場との対比

新自由主義批判にも聞こえるトマス・モアのユートピア

COVID-19におびえて洞窟に3カ月避難した日本

新型コロナ対応で経済を止める愚挙

下気道感染症で300万人、下痢性疾患で140万人、結核130 万人、これと新型ウイルスを比較する

新型コロナウイルスと肺炎疾患を考える

新型コロナウイルス、現在の感染者・死者数(18日午前2時時点)AFP 2020年3月18日 5:23発信地:パリ

新型コロナウイルス感染症で体温計が市場から消えた

(不適切な表現などについては意に反するものですのでご容赦ください)

2020-06-15-japan-frightened-by-covid-19-and-evacuated-to-a-cave-for-3-months-
 
計量計測のエッセー


よく働くことを喜びとする 渋沢栄一の論語と算盤

日本の学生の無駄な一年を取り戻す

読み書きソロバンができない大学生

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新型コロナウイルスへの国と東京都の対応の是非

新型コロナウイルス感染症で体温計が市場から消えた

新型インフルエンザ薬タミフル誤計量と天秤の改善措置

【資料】新型コロナウイルスと肺炎疾患を考える
【資料】新型コロナウイルス、現在の感染者・死者数(18日午前2時時点)AFP 2020年3月18日 5:23発信地:パリ

計測と計量管理の教養こそ計測技術者が身につけるべきこと

計測がねじ曲げられると白が黒になる(白いものを黒くしてしまう社会の掟の怖さ)

いつでも使える計量辞書としての国際単位系ページの利用

田中館愛橘の物理普及講演と寺田寅彦の物理学を元にした随筆

適正な計量の実施は国家と地方公共団体が共同して実現すべきもの

富士山より高かった八ヶ岳が崩壊すると泥流は甲府盆地の向こうまで流れた執筆 甲斐鐵太郞
韮崎と須玉に連なる丘の七里岩は八ヶ岳崩壊による岩屑(がんせつ)なだれの跡だ


計量計測のエッセー ( 2018年1月22日から日本計量新報の社説と同じ内容の論説です)

素直でない人は嘘をつく 素直とは正直者のことだ

法人とその構成員の意欲と能力を映し出しているwebサイト

数値や言葉を翻訳変換して診断する

大手情報媒体が低俗化しフェイク情報が充満する

人は他の人を映し鏡として生きる意義を成立されている

カメラの撮影枚数にみる技術開発とリチウムイオン電池


地が裂け山が崩れ洪水が人を襲う日本の自然(ハザードマップは人が住んではならない場所を示す地図だ

球速表示160kmは確かか(球速表示160kmは信ずるに値するものなのか)

内需依存型産業社会日本と人口減少社会の在り方

(タイトル)
控えめな計量法が適用されて実現する平和な社会
(サブタイトル)キログラムの単位記号はkgでありKGではない。メートルの単位記号はmでありMではない。

計量の教養こそ身に付けるべき課題だ

0.1%の計量器の検定・検査が世のなかに適正計量を実現をもたらす

地が裂け山が崩れ洪水が人を襲う日本の自然(ハザードマップは人が住んではならない場所を示す地図だ
見えないモノを見えるようにする計測技術
強い欲求をもっているとニーズは自ずと分かるものらしい
すべては丈夫な身体と丈夫な心あってこそ
消費は人口減少の度合いで減りGDPも同様に推移する
キログラムは新定義を満足させたうえ50 µgから10 µgに精度向上
質量と重量の違い及び質量の単位キログラムの定義変更
規則に照らせば不正でも総合性能としては問題ない事柄
バベルの塔とノアの箱舟の伝説と旧カヤバ工業の免震性能偽装
計量と計測は人の間にどのようにかかわるか
自動ハカリの検定実施は日本の計量制度に大きな転換をもたらす
2018年11月16日開催の国際度量衡総会で質量の単位キログラム(kg)を定義変更
日本人の頭骨の変化を計測値が示す副題(鎌倉時代の日本人の頭は前後に長い形をしていた)
優良事業所が適正計量管理事業所の指定を受ける社会的責任
計測の目的と求められる確かを考える
地方計量行政の模範県を躊躇なく真似たい
自動ハカリの指定検定機関制度と行政組織の関わり方
1%の検定で計量の安全を実現している日本の計量制度
自動ハカリの指定定期検査機関の動向を観察する
計測の在り方と計測値の表示をめぐる諸事情
計量協会webサイトから日本の計量行政の未来が見える
光波干渉測定システムはアインシュタインの理論を事実として確認した
収賄で終身刑になる中国要人と首相をかばい罪に問われる日本の官僚

ウィキペディアによる計量の世界の説明は1割ほど
時代の波と計量器産業の浮き沈み
世界でも範たる状態を築いている日本の計量行政
中国では日本以上の人口減少状態が出現している
ハカリの定期検査実施漏れは計量憲法である計量法違反だ
城下町の鍛冶屋が日本の産業の元になった
山口高志投手の球がベース通過時点で一番速かった
福島産の農産物と海産物と放射線測定器
通信と自己診断機能は計量器の法制度を変える
計れと人を管理したQC運動に対比される品質工学
モノの数量表現と性質表現の仕組みである国際単位系(SI)
計量法の実質の内容を変える政省令の理解と解釈
ハンドルで曲がらずブレーキで車は止まらない
計量計測のエッセー

学校は記憶容量とアプリケーションを確認するところ
計量検定所長の仕事は検査機関運営費をたっぷりと確保すること
社会の計量の安全の確保は住民サービスの基礎
神鋼素材は計測器性能に影響がない
田中舘愛橘の志賀潔と中村清二への教え方

自動ハカリの検定実施は日本の計量制度に大きな転換をもたらす
2018年11月16日開催の国際度量衡総会で質量の単位キログラム(kg)を定義変更
事実は小説よりも奇なり 二つの事件
計測システムがわかることが計測における教養だ
世の中は計測でできている
計測の目的と精密さの実現の整合
日本人の頭骨の変化を計測値が示す副題(鎌倉時代の日本人の頭は前後に長い形をしていた)
優良事業所が適正計量管理事業所の指定を受ける社会的責任
計測の目的と求められる確かを考える
地方計量行政の模範県を躊躇なく真似たい
自動ハカリの指定検定機関制度と行政組織の関わり方
1%の検定で計量の安全を実現している日本の計量制度

学校は記憶容量とアプリケーションを確認するところ
計量検定所長の仕事は検査機関運営費をたっぷりと確保すること
社会の計量の安全の確保は住民サービスの基礎
神鋼素材は計測器性能に影響がない
田中舘愛橘の志賀潔と中村清二への教え方

 
旅のエッセー集 essay and journey(essay of journey) 

滋賀県・草津市の宿で王将の餃子をたべた

京都三条の街は気詰まりで滅入る

神戸は港町だが山の街でもあり大都市だ


神戸は港町だが山の街でもあり大都市だ

霧ヶ峰 雪景色

秩父札所二十四番 光智山法泉寺

6月24日の霧ヶ峰高原道路だ。強清水から車山・肩駐車場に向かって走る

正月の下呂温泉は一夜にして白銀の世界になった

上高地 晩夏

風の子の子供たちですが人は風邪を引いてはなりません

川崎大師平間寺で願い事をする

霧ヶ峰高原の八島湿原の周りに出現する景色(2)
薄く積もった雪道を踏みしめる。クロカン四駆の世界だ。

霧ヶ峰高原の八島湿原の周りに出現する景色

霧ヶ峰高原 晩秋の八島湿原

霧ヶ峰高原 晩秋

和歌山市加太港の浜に立つ

山梨県牧丘村で秋の風景に出会った。今は新しい市になっているがその名は知らない。

ダイヤモンド富士

酉の市(おとりさま)

浅草の浅草寺界隈に足を向けた 外人がいて蜘蛛の巣の鉄塔が見えた

旧塩山の恵林寺界隈を見物した

仙台藩と青葉城

カラスウリが赤くなって秋です

スズランが赤い実を付ける秋の始まりです
 
 
 
旅のエッセー集 essay and journey(essay of journey) 

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