地震予知に執着する矢野宏氏と鴨長明の大地震のこと
Mr. Hiroshi Yano, obsessed with earthquake prediction, and the great earthquake of Kamo Chomei
(人口が減ることは経済活動の規模が減ずることと考えてよい。28年後の日本人の総人口は9,515万人であり3,300万人(25.5%)減る。)
地震予知に執着する矢野宏氏と鴨長明の大地震のこと
地震予知に執着する矢野宏氏と鴨長明の大地震のこと
計量計測のエッセー
地震予知に執着する矢野宏氏と鴨長明の大地震のこと

長野県松本市の安曇野、大正池の風景。大正池は池の左手にある焼岳が噴火して梓川が堰き止められて形成された。現在は観光のために浚渫して池としての形を残している。いまなお噴煙をあげる焼岳ではマグマ活動にともなう地震が頻発する。

(タイトル)
地震予知に執着する矢野宏氏と鴨長明の大地震のこと

(本文)

 日本国がかかえている社会と経済の要素にかかわる大問題は人口が急激に減少することである。明治明治5年(1872年)の人口は、3,480万人であった。1904(明治37)年には、4,613 万人となった。 1912(明治45)年に、5,000万人 を超え、1936(昭和11)年には、明治初期の人口の倍となる6,925万人となった。2022年の日本人の総人口は1億2,322万3,561人で、13年連続で減少。総務省の2022年8月9日公表の「住民基本台帳に基づく人口、人口動態および世帯数」による。 遠くない将来予測として2050年をとりあげると日本人の総人口は9,515万人となり、3,300万人(25.5%)減少する。高齢人口が1,200万人増加するのに対し、生産年齢人口は3,500万人、若年人口は900万人減少。高齢化率は約20%から約40%に上昇する。人口予測手法は精度を増していることを考慮しておきたい。

 日本人の人口の縄文時代以降の推移は次のとおり。縄文時代後期は26万人、弥生時代後期は59万人、奈良時代は550万人、平安時代は644万人、鎌倉時代は757万人、室町時代は818万人、戦国から江戸時代(1600年代)は1,227万人。鎌倉時代の人口を500万人と推計する資料があるから表記の数値を同様にとらえておくとよい。

 人口が減ることは経済活動の規模が減ずることと考えてよい。28年後の日本人の総人口は9,515万人であり3,300万人(25.5%)減る。経済活動の一形態である建設業は前年と同じだけの売り上げを目指して企業活動をする。東京オリンピックは建設業、とりわけゼネコンには稼ぎ時であった。企業は売り上げの持続を続けたいが社会と経済はその要素を現ずる。世界の都市がそうであるように日本の都市には超高層ビルが林立する。建築会社はビルを造ることで仕事を事業を継続する。銀行は建設会社にお金を貸し付ける、金融機関はお金を貸すことで利益を得る。都心部の半円10kmの土地でビルを造る。1億2,322万3,561人から9,515万人に減じた日本人の人口に見合う経済と社会が求めるのは、鉄道、道路、橋梁など社会インフラは持続のための整備費である。目をつぶれば地方の道路にかかる橋は朽ちて交通のための機能を失う。都市に群がる建築業と企業活動はバベルの塔の建設と同じではないか。

 「方丈記」に鴨長明が書き残す。元暦(げんりゃく)二年(1212年)の地震のことだ。
 「おびただしく大地が揺れ動いた。山は崩れ、川を埋め、海は傾いたように陸地を浸す。土は裂けて、水は吹き出し、巌(いわお)さえ割れて、谷へと転げ落ちる。渚を漕ぐ船は波にもてあそばれ、道をゆく馬は、ふらついてとまどう。みやこの堂舎(どうじゃ)、塔廟(とうびょう)は、ひとつとしてそのままではいられなかった。あるものは崩れ、あるものは倒れた。塵と灰は立ちのぼって煙のようだ。大地の動き、家の壊れる音、まるで雷(かみなり)のように響き渡る。家の内にいれば、たちまち潰されそうになる。走り逃げれば、地面が割れ裂ける。あらゆる怖ろしさのなかに、もっとも怖ろしいものは地震であるということを悟らされる。」

 東南海地震の周期は到来している。戦争末期に発生したこの地震は国によって伏せられたきたために人々の記憶に薄い。関東大震災の首都直下型の再来は避けられない。高層建築物のある都市に人が密集していれば被害は大きくなる。三陸地方に甚大な被害を及ぼした地震と津波とそれに伴う大火が、東京でなくてよかったのであったが、その東京と大都市が同じように地震に襲われる。地震予知に品質工学の矢野宏氏が執着している。首都と大都市の現状では予知しても施すことができる手立ては限られている。大地震が発生する地域は日本を含めて広くはない地域である。ニューヨークやヨーロッパの主要地域と同じような都市構造になっている日本の現状は地震の頻度を考慮すると間違っている。京の都の高い建物は一つとしてそのままではいられなかった鴨長明の時代の大地震を教訓にしなければならない。

2022-11-29-hiroshi-yano-obsessed-with-earthquake-prediction-and-the-great-earthquake-of-kamo-chomei-

【資料】

計量計測のエッセー


質量の単位㎏と質量発生の科学のお話し

世界共通の単位の言語である国際単位系(SI)

地震予知に執着する矢野宏氏と鴨長明の大地震のこと

値上り4割り、変化なし6割、物価はコロナ以降の均衡を求めて動く

住まいがあって月に10万円で暮らす現代日本人の生活

計量法を知る 解らないながらも計量法をちょっとだけ知ろう

需要と供給によって決められる価格と日本のデフレ経済の現状

医・食・住と日本の経済と未来の暮らし

機械設計における遊びの要素と性能と品質の実現

計量士の権限拡大の方策

太陽光発電が原子力や水力を上回る

資源高が製造コストを持ち上げ輸出に好作用しない

戦艦大和の15m長の測距儀と水平線の向こうの標的

軍事経済と平和経済そして計量器産業

地震と火山噴火の予測と被害軽減策

計量行政は社会に共通した資本財を構成する

電動アシスト自転車の普及と技術革新

計量法のハカリの指定定期機関制度運用の現状

入学難易度によって自己を評価付けする現代の人々

地球温暖化と花見酒の経済

2022年日本経済の素描

質量の地球での振る舞いかた

質量の起源を探る

質量の起源の究明と質量計測の取回しの実際

数学者と物理学者は数式によって実現されることを事実だと考えている

重力とは 重力の単位 地球の重力値 重力の作用

池袋事故におけるハイブリット車暴走の原因は誤操作によるか機械故障か

新型コロナウイルス感染症ワクチン

走り、曲がり、止まるという車の機能にはさまざまな技術要素と交通事故

計量行政職員は計量の安全を守る護民官として位置づけられていた

カーボンニュートラルという虚構政策

科学研究費に求める成果に振り回される人々

人の言葉の基(もとい)は教養である

人口減少の事情と日本の50年先の状態

2020年日本経済の素描

机と椅子が織りなす快適値としての29cmという科学

新型コロナウイルス感染症COVID-19対応の温度計測機器

文武両道は集団催眠がもたらした言葉だ

日本の次世代経済はのみの市経済か

COVID-19に感染したら生命と財産を何とか守ってやる

バベルの塔に似た都市集中と林の中の工場との対比

新自由主義批判にも聞こえるトマス・モアのユートピア

COVID-19におびえて洞窟に3カ月避難した日本

新型コロナ対応で経済を止める愚挙

下気道感染症で300万人、下痢性疾患で140万人、結核130 万人、これと新型ウイルスを比較する

新型コロナウイルスと肺炎疾患を考える

新型コロナウイルス、現在の感染者・死者数(18日午前2時時点)AFP 2020年3月18日 5:23発信地:パリ

新型コロナウイルス感染症で体温計が市場から消えた

(不適切な表現などについては意に反するものですのでご容赦ください)

2020-06-15-japan-frightened-by-covid-19-and-evacuated-to-a-cave-for-3-months-
 
計量計測のエッセー


よく働くことを喜びとする 渋沢栄一の論語と算盤

日本の学生の無駄な一年を取り戻す

読み書きソロバンができない大学生

カーボンニュートラルという虚構政策

人の言葉の基(もとい)は教養である

人口減少の事情と日本の50年先の状態

机と椅子が織りなす快適値としての29cmという科学

新型コロナウイルス感染症COVID-19対応の温度計測機器

COVID-19に感染したら生命と財産を何とか守ってやる

バベルの塔に似た都市集中と林の中の工場との対比

新自由主義批判にも聞こえるトマス・モアのユートピア

COVID-19におびえて洞窟に3カ月避難した日本

新型コロナ対応で経済を止める愚挙

下気道感染症で300万人、下痢性疾患で140万人、結核130 万人、これと新型ウイルスを比較する

新型コロナウイルスへの国と東京都の対応の是非

新型コロナウイルス感染症で体温計が市場から消えた

新型インフルエンザ薬タミフル誤計量と天秤の改善措置

【資料】新型コロナウイルスと肺炎疾患を考える
【資料】新型コロナウイルス、現在の感染者・死者数(18日午前2時時点)AFP 2020年3月18日 5:23発信地:パリ

計測と計量管理の教養こそ計測技術者が身につけるべきこと

計測がねじ曲げられると白が黒になる(白いものを黒くしてしまう社会の掟の怖さ)

いつでも使える計量辞書としての国際単位系ページの利用

田中館愛橘の物理普及講演と寺田寅彦の物理学を元にした随筆

適正な計量の実施は国家と地方公共団体が共同して実現すべきもの

富士山より高かった八ヶ岳が崩壊すると泥流は甲府盆地の向こうまで流れた執筆 甲斐鐵太郞
韮崎と須玉に連なる丘の七里岩は八ヶ岳崩壊による岩屑(がんせつ)なだれの跡だ


計量計測のエッセー ( 2018年1月22日から日本計量新報の社説と同じ内容の論説です)

素直でない人は嘘をつく 素直とは正直者のことだ

法人とその構成員の意欲と能力を映し出しているwebサイト

数値や言葉を翻訳変換して診断する

大手情報媒体が低俗化しフェイク情報が充満する

人は他の人を映し鏡として生きる意義を成立されている

カメラの撮影枚数にみる技術開発とリチウムイオン電池


地が裂け山が崩れ洪水が人を襲う日本の自然(ハザードマップは人が住んではならない場所を示す地図だ

球速表示160kmは確かか(球速表示160kmは信ずるに値するものなのか)

内需依存型産業社会日本と人口減少社会の在り方

(タイトル)
控えめな計量法が適用されて実現する平和な社会
(サブタイトル)キログラムの単位記号はkgでありKGではない。メートルの単位記号はmでありMではない。

計量の教養こそ身に付けるべき課題だ

0.1%の計量器の検定・検査が世のなかに適正計量を実現をもたらす

地が裂け山が崩れ洪水が人を襲う日本の自然(ハザードマップは人が住んではならない場所を示す地図だ
見えないモノを見えるようにする計測技術
強い欲求をもっているとニーズは自ずと分かるものらしい
すべては丈夫な身体と丈夫な心あってこそ
消費は人口減少の度合いで減りGDPも同様に推移する
キログラムは新定義を満足させたうえ50 µgから10 µgに精度向上
質量と重量の違い及び質量の単位キログラムの定義変更
規則に照らせば不正でも総合性能としては問題ない事柄
バベルの塔とノアの箱舟の伝説と旧カヤバ工業の免震性能偽装
計量と計測は人の間にどのようにかかわるか
自動ハカリの検定実施は日本の計量制度に大きな転換をもたらす
2018年11月16日開催の国際度量衡総会で質量の単位キログラム(kg)を定義変更
日本人の頭骨の変化を計測値が示す副題(鎌倉時代の日本人の頭は前後に長い形をしていた)
優良事業所が適正計量管理事業所の指定を受ける社会的責任
計測の目的と求められる確かを考える
地方計量行政の模範県を躊躇なく真似たい
自動ハカリの指定検定機関制度と行政組織の関わり方
1%の検定で計量の安全を実現している日本の計量制度
自動ハカリの指定定期検査機関の動向を観察する
計測の在り方と計測値の表示をめぐる諸事情
計量協会webサイトから日本の計量行政の未来が見える
光波干渉測定システムはアインシュタインの理論を事実として確認した
収賄で終身刑になる中国要人と首相をかばい罪に問われる日本の官僚

ウィキペディアによる計量の世界の説明は1割ほど
時代の波と計量器産業の浮き沈み
世界でも範たる状態を築いている日本の計量行政
中国では日本以上の人口減少状態が出現している
ハカリの定期検査実施漏れは計量憲法である計量法違反だ
城下町の鍛冶屋が日本の産業の元になった
山口高志投手の球がベース通過時点で一番速かった
福島産の農産物と海産物と放射線測定器
通信と自己診断機能は計量器の法制度を変える
計れと人を管理したQC運動に対比される品質工学
モノの数量表現と性質表現の仕組みである国際単位系(SI)
計量法の実質の内容を変える政省令の理解と解釈
ハンドルで曲がらずブレーキで車は止まらない
計量計測のエッセー

学校は記憶容量とアプリケーションを確認するところ
計量検定所長の仕事は検査機関運営費をたっぷりと確保すること
社会の計量の安全の確保は住民サービスの基礎
神鋼素材は計測器性能に影響がない
田中舘愛橘の志賀潔と中村清二への教え方

自動ハカリの検定実施は日本の計量制度に大きな転換をもたらす
2018年11月16日開催の国際度量衡総会で質量の単位キログラム(kg)を定義変更
事実は小説よりも奇なり 二つの事件
計測システムがわかることが計測における教養だ
世の中は計測でできている
計測の目的と精密さの実現の整合
日本人の頭骨の変化を計測値が示す副題(鎌倉時代の日本人の頭は前後に長い形をしていた)
優良事業所が適正計量管理事業所の指定を受ける社会的責任
計測の目的と求められる確かを考える
地方計量行政の模範県を躊躇なく真似たい
自動ハカリの指定検定機関制度と行政組織の関わり方
1%の検定で計量の安全を実現している日本の計量制度

学校は記憶容量とアプリケーションを確認するところ
計量検定所長の仕事は検査機関運営費をたっぷりと確保すること
社会の計量の安全の確保は住民サービスの基礎
神鋼素材は計測器性能に影響がない
田中舘愛橘の志賀潔と中村清二への教え方

 
旅のエッセー集 essay and journey(essay of journey) 

滋賀県・草津市の宿で王将の餃子をたべた

京都三条の街は気詰まりで滅入る

神戸は港町だが山の街でもあり大都市だ


神戸は港町だが山の街でもあり大都市だ

霧ヶ峰 雪景色

秩父札所二十四番 光智山法泉寺

6月24日の霧ヶ峰高原道路だ。強清水から車山・肩駐車場に向かって走る

正月の下呂温泉は一夜にして白銀の世界になった

上高地 晩夏

風の子の子供たちですが人は風邪を引いてはなりません

川崎大師平間寺で願い事をする

霧ヶ峰高原の八島湿原の周りに出現する景色(2)
薄く積もった雪道を踏みしめる。クロカン四駆の世界だ。

霧ヶ峰高原の八島湿原の周りに出現する景色

霧ヶ峰高原 晩秋の八島湿原

霧ヶ峰高原 晩秋

和歌山市加太港の浜に立つ

山梨県牧丘村で秋の風景に出会った。今は新しい市になっているがその名は知らない。

ダイヤモンド富士

酉の市(おとりさま)

浅草の浅草寺界隈に足を向けた 外人がいて蜘蛛の巣の鉄塔が見えた

旧塩山の恵林寺界隈を見物した

仙台藩と青葉城

カラスウリが赤くなって秋です

スズランが赤い実を付ける秋の始まりです
 
 
 
旅のエッセー集 essay and journey(essay of journey) 

「計量計測データバンク」日替わり情報と週報デジタル版(過去のデータ)履歴