新緑の風かおる五月五日の城端祭り
|
新緑の風かおる五月五日の城端祭り 甲斐鐵太郎
新緑の山並みを背景に神像を乗せた六台の曳山が巡行するその様子は日本の春そのもの。
新緑の風かおる五月五日の城端祭り 甲斐鐵太郎
祭りの日、南の山から暖かい強い風が吹いた。気温が30℃になった5日は珍しい暑さだった。
新緑の風かおる五月五日の城端祭り 甲斐鐵太郎
庵屋台などが街中を練り歩き所望する家の前で庵唄を披露する。着物姿で着飾ったその家の関係者十名ほどが勢ぞろいして庵唄を聴く。
新緑の風かおる五月五日の城端祭り 甲斐鐵太郎
夕暮れの金沢港の右手には能登半島の島影がもりあがっていた。
新緑の風かおる五月五日の城端祭り 甲斐鐵太郎
一軒だけあった地元の鮨屋に二日間通う。酒屋で聞いて知った。旅のおまけで花より団子。
新緑の風かおる五月五日の城端祭り 甲斐鐵太郎
2,700円のお任せ鮨だ。来客は地元の人々であった。
新緑の風かおる五月五日の城端祭り 甲斐鐵太郎
富山平野につながる南砺平野の南の端の高台に城端町(じょうはなまち)がある。2004年8月1日現在の総人口は9,682人。2004年(平成16年)11月1日に城端町を含む7自治体が合併して南砺市となった。城端町は標高は1000mから100m。2024年5月4日、5日の城端祭りが開かれているこのとき、うららかな気候のもと田植えが盛んに行われていた。田植えは城端に限らず北陸地方一帯で一斉になされていた。
城端町の北側は五箇山、そちらの山肌には雪が残る。東側は迫った山は新緑に彩られ、祭りの日、南の山から暖かい強い風が吹いた。気温が30℃になった5日は珍しい暑さだった。雨が降れば寒い祭りになるのに2024年の城端祭りは夏祭りの風情で屋台のかき氷がよく売れた。
街の東に盛り上がる新緑の山並みを背景に神像を乗せた六台の曳山が巡行するその様子は日本の春そのものといってよく、この時期が田植えであることがこれを傍証する。
六台の曳山、獅子舞や神輿、庵屋台などが街中を練り歩き所望する家の前で庵唄を披露する。着物姿で着飾ったその家の関係者十名ほどが勢ぞろいして庵唄を聴く。庵屋台は京都祇園の一力茶屋などを模したもの。笛と三味線の音色にのせて唄われる庵唄は江戸端唄の流れをくむ。
5日夕刻からは提灯山となり六台の山車が静かに巡行する。同じことが岐阜県高山市の高山祭でも行われる。夜の巡行で機運を高めるのはどの祭りも同じであり青森県のねぶた祭りがその典型である。
連休の宿は高騰し空きがない。城端町には富山市より金沢市が近い。金沢市の安宿から一般道を使って城端に行き、祭りを見物した。
宿は金沢港の近く。一軒だけあった地元の鮨屋に二日間通う。酒屋で聞いて知った。2,700円のお任せ鮨だ。来客は地元の人々であった。夕暮れの金沢港の右手には能登半島の島影がもりあがっていた。城端の書店で能登地震の写真集を買う。この店の三階の仏壇から線香坪が落ちて灰神楽のようだった。予想を超える揺れは地震への常識を超えていた。
5日の日中に富山湾に蜃気楼がでたのを知ったのは祭りの後であった。
2024-05-08-johana-festival-on-may-5th-with-the-scent-of-fresh-greenery-
[資料]
├
├日本計量新報記事 12年1月1日2899号第1部 (keiryou-keisoku.co.jp)
├
├【組み写真のバージョン】山の向こうに五箇山を感じる5月5日の城端曳山祭 | 「計量計測データバンク」ニュース - 楽天ブログ (rakuten.co.jp)
├
├【代表写真だけのバージョン】山の向こうに五箇山を感じる5月5日の城端曳山祭 | 「計量計測データバンク」ニュース - 楽天ブログ (rakuten.co.jp)
├
├『日本計量新報』電子速報版 2017年05月21日号 (keiryou-keisoku.co.jp)
├
├城端曳山祭 | 旅々なんと|南砺市の観光情報サイト|南砺市観光協会|五箇山 (tabi-nanto.jp)
├
├城端むぎや祭 | 旅々なんと|南砺市の観光情報サイト|南砺市観光協会|五箇山 (tabi-nanto.jp)
├
├お知らせ - 絢爛豪華 城端曳山祭 | 南砺市(なんとし) (city.nanto.toyama.jp)
├
├城端曳山祭 | イベント | 【公式】富山県の観光/旅行サイト「とやま観光ナビ」 (info-toyama.com)
├
├城端曳山祭|北日本新聞webunプラス
├
├砺波平野 - Wikipedia
├
├かいにょ苑 - 砺波市役所 (tonami.lg.jp)
├
├砺波平野の屋敷林を学ぶ untitled (tym-midori.net)
├
├暮らしに息づく伝統文化を探る 富山県砺波市 散居村:JR西日本 (westjr.co.jp)
├
├
├
├新緑の風かおる五月五日の城端祭り 甲斐鐵太郎
├
├計量計測データバンク ニュースの窓-59-私の上高地 安曇野 松本と信州
├
├【文書版】5月の連休に安曇野を遊覧する | 「計量計測データバンク」ニュース - 楽天ブログ (rakuten.co.jp)
├
├槍ヶ岳 安曇野の空に浮かぶ 甲斐鐵太郎
├
├安曇野の夏、8月18日には稲が実りかけておりました 執筆 旅行家 甲斐鉄太郎
├
├美ヶ原が松本駅からよく見える | 「計量計測データバンク」ニュース - 楽天ブログ (rakuten.co.jp)
├
├五月 春の陽光の安曇野 大町市 執筆 甲斐鐵太郞
├
├2020年3月の松本市長選挙の結果と松本市の概要 旅行家 甲斐鐵太郞
├
├美ヶ原高原と春の雪 執筆 甲斐鉄太郎
├
├アカシアの白い花が咲いていた 執筆 旅行家 甲斐鉄太郎
├
├松本市と松本城そして穂高連峰 執筆 旅行家 甲斐鉄太郎
├
├国道158号線 松本市に向かう冬の旅である 執筆 甲斐鐵太郎
├
├大王わさび農場を冬至の日に訪れる 執筆 甲斐鐵太郎
├
├上高地夏至のころ 執筆 甲斐鐵太郎
├
├上高地 晩夏
├
├私と上高地-その6-上高地賛歌 八ヶ岳登山で山の自然に魅了される 甲斐鐵太郎
├
├上高地 錦秋の梓川の流れ 甲斐鐵太郞
├
├散りゆく唐松林の向こうに銀嶺の穂高連峰が輝いていた 甲斐鐵太郞
├私と上高地-その6-上高地賛歌 八ヶ岳登山で山の自然に魅了される 甲斐鐵太郎
├
├私と上高地-その5-格好いい山男は女に好かれる 山で英雄になった男の物語 執筆 甲斐鐵太郎
├
├私と上高地-その4-槍ヶ岳・穂高岳登山と上高地 執筆 甲斐鐵太郎
├
├私と上高地-その3-上高地帝国ホテルと大正池界隈を歩く 執筆 甲斐鐵太郎
├
├私と上高地-その2-登山とロマンチズムそして感傷主義 執筆 甲斐鐵太郎
├
├上高地讃歌-その1-私の上高地そして小梨平 執筆 甲斐鐵太郎
├
├標高3000mに集まった人々 人それぞれの人生が垣間見える 執筆 甲斐鐵太郎
├
├メルヘン 森と泉がおりなす世界 青木湖 執筆 甲斐鐵太郎
├
├北アルプス 廃道寸前の伊東新道を湯俣温泉に下った1979年夏 執筆 甲斐鐵太郎
├
├湯俣温泉「晴嵐荘」の都はるみとオーディオ 執筆 甲斐鐵太郎
├
├6月24日、松本市波田のスイカを買う 温室栽培の大玉スイカです
├
├信州をぶらぶらする 青い麦畑に風の姿がみえた (麦畑は風が吹くとその姿を麦の穂が写し取った)
├
├松本駅前の昭和横丁でホルモンを食べる 松本山雅FCファンがやかましい店だ
├
├槍ヶ岳 霧ヶ峰からの遠望(高原の秋の始まりのころ)
├
├北アルプス連峰の鹿島槍ヶ岳について 文章 夏森龍之介
├
├霧ヶ峰高原と日本アルプスの遠望 甲斐鐵太郞
├
├東京から松本行きのバスの執着地はホテルと酒場であった 甲斐鐵太郎
├
├上高地に似ている高原川の上流部 甲斐鐵太郎
├
├6月26日、カッコーが八島湿原で啼けば夏です 旅行家 甲斐鐵太郎
├
├信州の秋をめぐる 諏訪から佐久にでる 千曲川沿いを走る
├
├奥飛騨の新芽の背景は北アルプス穂高連峰の山肌であった
├
├山みちで老いたキツネにであう 旅行家 甲斐鐵太郎
├
├諏訪生まれの小口太郎と琵琶湖周航の歌 甲斐鐵太郎
├
├
├いつかの夏 夢の径 甲斐鐵太郎
├
├クマも鳥も虫も神である国の寒山の森の暮らし 甲斐鐵太郞 (ナチュラリストのエマソンとソローと、日本の自然のなかの田渕義雄さん)
├
├旅のエッセー集 その1 旅行家 甲斐鐵太郎
├
├旅のエッセー集 その2 旅行家 甲斐鐵太郎
├
[資料]
春の高山祭2024 からくり奉納(15日・午後2時〜) (youtube.com)
1,009 回視聴 22 時間前にライブ配信。春の高山祭の屋台組「三番叟」「龍神台」「石橋台」の3台によるからくり奉納を生配信します。伝統を受け継ぐ綱方たちが人形に息を吹き込み見事な早変わりや華麗な演舞を披露します。
春の高山祭り 甲斐鐵太郎
甲府盆地 釈迦堂の桜と桃とレンギョウの百花繚乱 甲斐鐵太郎
八ヶ岳の森と春を恋う叫び 甲斐鐵太郎
槍ヶ岳 安曇野の空に浮かぶ 甲斐鐵太郎
キツネ - Wikipedia
車山高原レア・メモリーが語る諏訪地方の狐の生態 (rarememory.com)
冬の高原でキツネに出会う 甲斐鐵太郎
旅行家甲斐鐵太郎の自然博物誌 (keiryou-keisoku.co.jp)
人は空の抜けた霧ヶ峰高原で少し気持ちよくなるが同時に虚ろさを感じる 執筆 甲斐鉄太郎
冬の霧ヶ峰高原で群れる日本鹿(ニホンジカ) - livedoor Blog(ブログ)
新美南吉と新美南吉記念館 執筆 旅行家 甲斐鐵太郞
晩秋の霧ヶ峰高原 霧に包まれたカラ松の高原道路を走る 執筆 甲斐鐵太郎
人は空の抜けた霧ヶ峰高原で少し気持ちよくなるが同時に虚ろさを感じる
軽四駆比較 スズキ・エブリイとスズキ・キャリイ 甲斐鐵太郎
2024-04-10-mountain-hut-at-altitude-of-1600m-and-computer-