紀州犬物語175 5歳4カ月、4歳3カ月になる二頭の紀州犬のオス犬の身体表現-その1-(横田俊英)
第175章 一年違い同じ父母の紀州犬オス犬の身体表現-その1- 執筆 横田俊英
犬は年齢によって身体表現が変わる。私にとって犬とは紀州犬のことである。私はこの白い犬を紀州犬と呼ぶ。人に聞かれた場合にとくにそのように呼び。胡麻毛の紀州犬を飼っていて人に聞かれれば落ちていましたと答える。それが会話を短く切る方法だからだ。
白い犬の身体表現のことだ。私のところには二頭の紀州犬のオスがいる。いつの間にか二頭の紀州犬が残った。二頭はウメというメス犬の子だ。父犬はコゴローといってコウメの子である。コウメはウメの孫だ。ある系統の紀州犬であり私のところでは10代この血筋を飼ってきた。
ジュウベエという白い犬は5歳4カ月になり、タケゾウというのは4歳3カ月になった。いつの間にかといってよい。秋が深まった11月19日に思い立って二頭の白い犬の写真を撮った。一年ごとの区切りの記念撮影である。ジュウベエは昨年つまり4歳4カ月のときに写真を撮った。一年の経過で犬がどのように変わったかみることができる。タケゾウの4歳3カ月とジュウベエの4歳4カ月を比較できる。ジュウベエは成長の遅い犬であった。タケゾウは成長はジュウベエよりも遅い。遅まきの犬たちだ。
11月19日の二ヶ月ほどまえの9月1日にもジュウベエとタケゾウの写真を撮った。ジュウベエは夏場の旅行疲れで毛が痛んでいた。タケゾウは換毛期で見るべき姿ではなかった。被毛の整わない犬とはかくもこのようだという状態をタケゾウは示していた。11月19日のジュウベエは被毛の痛みが残っている。それから1週間するとよくなって2週間が過ぎ、さらに3週間もすると完調になった。写真撮影を11月19日の3週間後にすれば良いのだが気分が向いたときにだけ写真を撮る。犬の写真を撮るのは根気が要る作業だ。
5歳4ヶ月になる紀州犬オスのジュウベエ。
5歳4ヶ月になる紀州犬オスのジュウベエ。気合いが入ると尾はもっとあがり前にでる。夏場に毛が痛んだので被毛の陥没状態として残っている。11月19日午前10時、朝の太陽は白い毛を赤みを帯びた状態にすることを知りつつ撮影した。4泊の旅行を続けていてこの日は5泊目の宿に向かう。びわこ大津プリンスホテルの駐車場で出発時に撮影した。
5歳4ヶ月になる紀州犬オスのジュウベエ。
5歳4ヶ月になる紀州犬オスのジュウベエ。気合いが入ると尾はもっとあがり前にでる。夏場に毛が痛んだので被毛の陥没状態として残っている。11月19日午前10時、朝の太陽は白い毛を赤みを帯びた状態にすることを知りつつ撮影した。4泊の旅行を続けていてこの日は5泊目の宿に向かう。びわこ大津プリンスホテルの駐車場で出発時に撮影した。気合いが入らない顔をしている。
5歳4ヶ月になる紀州犬オスのジュウベエ。
紀州犬のオス犬、白毛、5歳4カ月の身体表現。夏場の旅行がたたって毛の状態が悪い。紀州犬、白毛、オス、成犬の姿だ。その3。2019年11月18日撮影。YouTube。
写真をクリックすると動画が再生できます。https://youtu.be/9kkjnOtvlas
4歳3ヶ月になる紀州犬オスのタケゾウ。
4歳3ヶ月になる紀州犬オスのタケゾウ。夏場は換毛期で細くみえた体が何とかさまになってきた。1歳上のジュウベエより一回り小ぶりにみえるタケゾウである。尾の状態はそのときによって差し尾になる11月19日午前10時、朝の太陽は白い毛を赤みを帯びた状態にすることを知りつつ撮影した。4泊の旅行を続けていてこの日は5泊目の宿に向かう。びわこ大津プリンスホテルの駐車場で出発時に撮影した。
4歳3ヶ月になる紀州犬オスのタケゾウ。
4歳3ヶ月になる紀州犬オスのタケゾウ。夏場は換毛期で細くみえた体が何とかさまになってきた。1歳上のジュウベエより一回り小ぶりにみえるタケゾウである。尾の状態はそのときによって差し尾になる11月19日午前10時、朝の太陽は白い毛を赤みを帯びた状態にすることを知りつつ撮影した。4泊の旅行を続けていてこの日は5泊目の宿に向かう。びわこ大津プリンスホテルの駐車場で出発時に撮影した。
4歳3ヶ月になる紀州犬オスのタケゾウ。
紀州犬ウメの忘れ形見、土用の一つ子のタケゾウは何時の間にか4歳と3ヶ月になっていた。白毛のオスだ。動画その3。2019年11月18日撮影。YouTube。
写真をクリックすると動画が再生できます。https://youtu.be/ljhCwDNOKXw
現代紀州犬の元犬になったオス犬「那智の市」号
ジュウベエもタケゾウも辿(たど)れば「那智の市」号に至る。那智の市号は現代紀州犬の元犬になったオス犬だ。那智の市号の写真は年老いたころのもの。那智の市号の背丈は49センチメートルとされてる。首と背筋の境目、つまり肩甲骨の上部で背丈を計測する。49センチメートルの背丈は現代の紀州犬の標準では下限である。背丈を求めて那智の市号の子のメスに大ぶりな犬を掛けるという交配がなされた。那智の市号の右耳の先がないのはイノシシを追いかけているときに誤射されたことによる。
(誤字、脱字、変換ミスなどを含めて表現に不十分なことがある場合はご判読ください。)
紀州犬、白の子犬生後40日、水を飲む、動いてみる 松本市安曇の村の駅で撮影しました。梓川のせせらぎの音が混じっております。
のどが渇いた子犬は水をごくごく飲みます。車の走行音にしっぽを下げました。
水を飲んだら撮影者の足元によってきて駆けっこのようになりました。
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