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私の履歴書 高徳芳忠(たかとく・よしただ)

私の履歴書 高徳芳忠(たかとく・よしただ)(日本計量新報デジタル版)
神戸大学計測工学科をでて製鉄会社で計量管理の仕事をした男の記録 -その48-
「現在の計量法とこれからの計量士」がこの『私の履歴書』のテーマであった



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私の履歴書 高徳芳忠(たかとく・よしただ)(日本計量新報デジタル版)
神戸大学計測工学科をでて製鉄会社で計量管理の仕事をした男の記録 -その48-
「現在の計量法とこれからの計量士」がこの『私の履歴書』のテーマであった

終えるに際して

感謝

 何はともあれ、長い間お付き合いいただき、拙文を読んでくださったことを感謝したい。また、励ましやエールを送って戴いたことは、格別に嬉しく思っている。

 今回は父や祖父にまで遡ってわが国の計量小史を辿ってみた。計量の仕事が最良と決めた祖父は大正の終わりに「神戸メートル商会」を興し、息子にも絶対良い仕事だからと、大学を中途退学させて東京の度量衡講習所に遣ったのだった。

 これが3代に亘る我が家の計量の始まりだった訳だが、黎明期であったとはいえ思い切った判断だと感心する。それから約80余年の歴史を経たが、現在私が持っているはかりに対するポテンシャルは祖父には及ばない。

変遷はあれど不変もあり

 昭和の初め高徳衡機(株)で造っていた10tの規格型台秤は、全くの槓杆の組み合わせで、これを送り錘と増し錘で平衡を取り測定していた。これを私が目にしたのは、奇しくも千葉から葺合(ふきあい)工場(旧川崎重工業の製板工場)に転勤した1966(昭和41)年が最後であった。

 既に陳腐化した代物であったが、いかにも「自分は量り続けてきた」と語っているようだった。それから、さらに45年が経過している。技術は大きく変わったし、背後の社会も更に大きく変わってしまった。変わらないのは、人間の「物事を見えるようにしたい」という欲望であろう。

 素早く、確かにつかみたいという欲望がある限り、計量計測の課題は永遠に続くだろう。また、これを通してプラントを見よう、工場での諸設備を管理して行こうという計量士も残るだろう。

少しでも良い環境を

 引退後15年にも及ぶ計量士としての仕事は、現役時代には思ってもみなかったものである。東京で過ごし、予想外の沢山の方々との交わりの中での日々である。このような環境下で、私は「現在の計量法とこれからの計量士」をテーマにしてきたような気がしている。

 それを一層ハッキリさせたのが、この『私の履歴書』の著述であった。自分の生涯を振り返って反省しながらこれを書いていると、良くして下さった諸先輩と後輩に対して、これということが何も出来なかった私が対比されて辛かった。この辛さが、一層自分をこのテーマに熱中させた感がある。

 具体的にいえば、私が見聞きしている限りでは、前にも触れた様に、旧計量法が製造事業所向けであったのに対して、新計量法は消費者保護に徹している観がある。

 従って製造事業所の計量士は仕事が狭められ、今や存在価値すらなくなりかけているのが現状ではなかろうか。「計量管理」が主なる業務といっても、現計量法にはその定義や内容は殆んど書かれていない。

「自動はかり」の問題

 そこで誠に僭越ではあるが、後輩の製造事業所の計量士が少しでも良い環境で働けるようにと考えて、業界や行政の方々にお願いしているのが、昨今の私の専らの仕事となっている。

 具体的にいえば「自動はかり」をOIMLに見習って計量法に取り入れることである。その管理を計量士に担当させると良いと考えている。

 「手動はかり」は法規制の対象で検定・検査はあるのに、「自動はかり」は全く知らぬ・存ぜぬというのも変な話である。国際的にもバランスを欠くと言わざるを得ない。国のためにもなり、計量士のためにもなるのだからこれ程良いことはないので、この訴えを続けていくつもりでいる。今後も皆様のご協力をお願いする次第である。

 南米にこんな民話がある。森に大火事があった時、ハチドリが小さな嘴に一滴の水を含んで、大火に何度も立ち向かっていき、“そんなことをして何になるの”と笑われる。
 今の私は、このハチドリに似ているかもしれない。

(おわり)

私の履歴書 高徳芳忠(たかとく・よしただ)(日本計量新報デジタル版)
神戸大学計測工学科をでて製鉄会社で計量管理の仕事をした男の記録 -その48-
「現在の計量法とこれからの計量士」がこの『私の履歴書』のテーマであった


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私の履歴書 高徳芳忠 神戸大学計測工学科をでて製鉄会社で計量管理の仕事をした男の記録(日本計量新報デジタル版)

私の履歴書 高徳芳忠(たかとく・よしただ)(日本計量新報デジタル版)
神戸大学計測工学科をでて製鉄会社で計量管理の仕事をした男の記録 -その1-はじめに
西宮高校から神戸大学の計測工学科に進み川崎製鉄千葉製鉄所で計量の仕事を始める

私の履歴書 高徳芳忠(たかとく・よしただ)(日本計量新報デジタル版)
神戸大学計測工学科をでて製鉄会社で計量管理の仕事をした男の記録 -その2-我が家と計量の係わり
祖父の高徳純教が「はかり屋」を始め社名に「メートル」を用いた気概に敬服

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神戸大学計測工学科をでて製鉄会社で計量管理の仕事をした男の記録 -その3-「異人さん」と「神戸メートル協会」
母は大阪の船場の商家の生まれで、“こいさん”(末娘)として育った

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神戸大学計測工学科をでて製鉄会社で計量管理の仕事をした男の記録 -その4- 父(忠夫)のはかり屋「高徳衡機(株)」
裕福な青年期を過ごした父は祖父が始めた「はかり屋」の跡を継いだ

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神戸大学計測工学科をでて製鉄会社で計量管理の仕事をした男の記録 -その5- 私の誕生は1936(昭和11)年9月である
私が誕生したのは神戸の御影という阪急とJRに挟まれた静かな住宅街であった

私の履歴書 高徳芳忠(たかとく・よしただ)(日本計量新報デジタル版)
神戸大学計測工学科をでて製鉄会社で計量管理の仕事をした男の記録 -その6- 1943(昭和18)年、私は魚崎小学校に入学した
疎開列車は家族揃って城崎温泉に湯治に行ったときと同じ流線形の蒸気機関車

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神戸大学計測工学科をでて製鉄会社で計量管理の仕事をした男の記録 -その7- 1高徳家の由来
酒醸造や両替商を営みかつ庄屋でもあったのが我がご先祖、姫路藩ご用達となり苗字帯刀を許されたらしい

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神戸大学計測工学科をでて製鉄会社で計量管理の仕事をした男の記録 -その8- 疎開地・丹波での小学生時代
疎開先で雑音と音声の途切れる玉音放送をラジオ屋の前で聞き後で戦争に負けたのだと教えられた

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神戸大学計測工学科をでて製鉄会社で計量管理の仕事をした男の記録 -その9- 田畑を耕し薪採りをした中学時代
高校1年生になる1952年までの10年疎開地に居着くことに 1949年に湯川博士のノーベル物理学賞

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神戸大学計測工学科をでて製鉄会社で計量管理の仕事をした男の記録 -その10- 父のはかり屋への復帰
私は京都府立福知山高校入学後の3学期に編入試験を受けて兵庫県立西宮高校に転校した

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神戸大学計測工学科をでて製鉄会社で計量管理の仕事をした男の記録 -その11- 西宮での高校生活
2・3年生の担任は英語教師である「英語は丸覚えなり」と指導され、これに従って何とか様になった

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神戸大学計測工学科をでて製鉄会社で計量管理の仕事をした男の記録 -その12- 文学への傾倒
浪人時代お金はない。参考書代が小説代に化けていった。父は「芳忠には小説を読ませるな」と。

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神戸大学計測工学科をでて製鉄会社で計量管理の仕事をした男の記録 -その12-2- 牧師と教会の人々
私を育ててくださった他大学の関西学院小林信雄氏ほかの偉い先生方

私の履歴書 高徳芳忠(たかとく・よしただ)(日本計量新報デジタル版)
神戸大学計測工学科をでて製鉄会社で計量管理の仕事をした男の記録 -その13- 楽しき神戸大学での学生生活
ボート部では艇が走る水音とスピード感、漕ぎ疲れ艇庫に戻る時の疲労感と達成感に浸る

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神戸大学計測工学科をでて製鉄会社で計量管理の仕事をした男の記録 -その14- 国立大初の神戸大学「計測工学科」に進む
J・トムソン(英国)の言葉「科学は計測に始まる」に感激、「科」とは禾(か)(稲・麦などの穀物の総称)を斗(容量の単位)るに学をつけて科学

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神戸大学計測工学科をでて製鉄会社で計量管理の仕事をした男の記録 -その15- 時代の要求で生まれた「計測工学科」の名が消えた
神戸大学「計測工学科」は「システム工学科」に、今では「情報知能工学科」になっている

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神戸大学計測工学科をでて製鉄会社で計量管理の仕事をした男の記録 -その16- 3年夏休みの工場実習は川鉄千葉工場へ
「石を投げれば37(昭和37年入社)に当たる」学卒大量採用の年度に川鉄に採用決定

私の履歴書 高徳芳忠(たかとく・よしただ)(日本計量新報デジタル版)
神戸大学計測工学科をでて製鉄会社で計量管理の仕事をした男の記録 -その17- 千葉製鉄所管理部熱管理課に
「千葉製鉄所管理部熱管理課に勤務を命ず」という辞令をもらい、「特急つばめ」で東京に向う

私の履歴書 高徳芳忠(たかとく・よしただ)(日本計量新報デジタル版)
神戸大学計測工学科をでて製鉄会社で計量管理の仕事をした男の記録 -その18- 川崎製鉄(株)最初の職場は計量整備掛
「始めは現場で人と計測機器に接するのが一番の近道だよ。これ程恵まれた仕事の与えられ方はない」

私の履歴書 高徳芳忠(たかとく・よしただ)(日本計量新報デジタル版)
神戸大学計測工学科をでて製鉄会社で計量管理の仕事をした男の記録 -その19- 消耗型熱電対の導入
計量整備掛に就いて1年も経っただろうか、次は消耗型熱電対が入ってきた

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神戸大学計測工学科をでて製鉄会社で計量管理の仕事をした男の記録 -その20- ドイツ人と計測技術の導入
端子台に及ぶまでドイツ独特の技術レベルの高さに敬服したものであった。

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神戸大学計測工学科をでて製鉄会社で計量管理の仕事をした男の記録 -その21- 仲間達との交わり
何の為に仕事をしているのか」と問われ、私は「金を儲ける為でない、隣人の為だ」と答えた

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神戸大学計測工学科をでて製鉄会社で計量管理の仕事をした男の記録 -その22- 電子計算機による制御
千葉でのプロセス用コンピューターとの初めての出会いは忘れることができない

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神戸大学計測工学科をでて製鉄会社で計量管理の仕事をした男の記録 -その23- 計量士の誕生
口頭試問は何を答えたのか全く記憶にない。試験官に「お父さんはお元気ですか」と聞かれびっくり。

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神戸大学計測工学科をでて製鉄会社で計量管理の仕事をした男の記録 -その24- 日本学術振興会製鋼第19委員会と計測部会
学術振興会19委員会と共同研究会計測部会で鉄鋼各社の計測担当者が調査・研究の成果を発表していた

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神戸大学計測工学科をでて製鉄会社で計量管理の仕事をした男の記録 -その25- 計量管理委員会に若手技師としてデビュー
製品の歩留まり・品質・生産性・環境保全・安全等の計量・計測は確実か成果を報告をして指示を仰ぐ

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神戸大学計測工学科をでて製鉄会社で計量管理の仕事をした男の記録 -その26- 計測器をあえて設備しなくてすませる
「ハス切り」になるという原因は装置がさずかに横に動くとだったのでラインと装置のセンターを取り確かな据付をして対応

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神戸大学計測工学科をでて製鉄会社で計量管理の仕事をした男の記録 -その27- QCサークルができて活動がはじまった
計量中に排出ゲートからわずかな漏れが原因の誤計量が重役まで聞こえてしまった。それが失敗が教えた知恵になった。

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神戸大学計測工学科をでて製鉄会社で計量管理の仕事をした男の記録 -その28- 西宮工場にて掛長を拝命し計量と熱管理を担当する
「作業長や班長さんの査定は、あなた方が言っている事を信用しては行わない。あなた方の部下の仕事振りや日々の表情をみてあなた方の査定を行う」

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神戸大学計測工学科をでて製鉄会社で計量管理の仕事をした男の記録 -その29- 表面傷検査装置が開発課題であった
始めての海外出張 ヨーロッパの連中が何を考えているかが知たかったし、またお互いに議論もしたかった

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神戸大学計測工学科をでて製鉄会社で計量管理の仕事をした男の記録 -その30- 欧州鉄鋼業の表面形状検査を調査
ドイツでは鉄鋼業を訪ね、パリではゼンジミア社の人に会い、ロンドンでは形状検出機の発明者のDr.ピアソンに面会する

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神戸大学計測工学科をでて製鉄会社で計量管理の仕事をした男の記録 -その31- 煙を建屋外に出さない厳しい制約
製鋼工場から発生する多量の煙や粉塵を建屋内にて吸い取ってしまわなければならない

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神戸大学計測工学科をでて製鉄会社で計量管理の仕事をした男の記録 -その32- 私は父に似てきたらしい
私は父に似てきたらしく、近所の人は「よく似てきなはった」と言う

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神戸大学計測工学科をでて製鉄会社で計量管理の仕事をした男の記録 -その33- 私の習い事 謡と仕舞い
観世能楽堂で開かれた上田観正会では地頭を宗家に『隅田川』の渡し守を演ずるワキを謡わせていただいた

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神戸大学計測工学科をでて製鉄会社で計量管理の仕事をした男の記録 -その34- 父は論文を遺書として引退
父は「計量器工場の経営はいかにあるべきか」を書き上げ、それを遺書として引退した

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神戸大学計測工学科をでて製鉄会社で計量管理の仕事をした男の記録 -その35-
オーストラリアの製鉄所BHP社への技術援助

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神戸大学計測工学科をでて製鉄会社で計量管理の仕事をした男の記録 -その36-
1986(昭和61)年からはカラーラインのプラント輸出でソ連と日本を行き来する

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神戸大学計測工学科をでて製鉄会社で計量管理の仕事をした男の記録 -その37-
モスクワでの仕事とモスクワの町並み、そしてドストエフスキー博物館

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神戸大学計測工学科をでて製鉄会社で計量管理の仕事をした男の記録 -その38-
ソ連への輸出機器とロシアに長期滞在しての現地指導・調整

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神戸大学計測工学科をでて製鉄会社で計量管理の仕事をした男の記録 -その39-
ロシア滞在と余暇そして人との交流(冬のワカサギ釣りとクロスカントリースキー)

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神戸大学計測工学科をでて製鉄会社で計量管理の仕事をした男の記録 -その40-
レニングラードへの旅行とわが心の師ドストエフスキーの墓参り

私の履歴書 高徳芳忠(たかとく・よしただ)(日本計量新報デジタル版)
神戸大学計測工学科をでて製鉄会社で計量管理の仕事をした男の記録 
-その41-
自動車用電気メッキ鋼板を製造に関してフランスへの計量管理技術の輸出

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神戸大学計測工学科をでて製鉄会社で計量管理の仕事をした男の記録 
-その42-
東京本社のエンジニアリング部門に転勤を命じられ家族と一緒に転居

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神戸大学計測工学科をでて製鉄会社で計量管理の仕事をした男の記録 
-その43-
56歳の管理職定年となり耐火レンガを製造する川崎炉材(株)に移る

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神戸大学計測工学科をでて製鉄会社で計量管理の仕事をした男の記録 
-その44-
原料配合の計量にバーコードを用いた自動照合システムを採り入れる

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神戸大学計測工学科をでて製鉄会社で計量管理の仕事をした男の記録 
-その45-
60歳定年、休む間もなく東京計量士会で計量業務に従事

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神戸大学計測工学科をでて製鉄会社で計量管理の仕事をした男の記録 
-その46-
日東富士製粉東京工場で計量管理、ここで有終の美を飾ろうと秘かに決意

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神戸大学計測工学科をでて製鉄会社で計量管理の仕事をした男の記録 
-その47-
2010年秋、神戸市が主催する計量管理強調月間で講演させていただいた

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神戸大学計測工学科をでて製鉄会社で計量管理の仕事をした男の記録
-その35-から-その48-の一括版(14回分)

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